RPAツール徹底比較10選!各ツールの特徴と導入メリットを解説

近年、業務効率化や人件費削減を目的としてさまざまな業界・業種で導入されはじめてきたRPA。

しかし実際にRPAを検討しはじめようと思っても、多数存在するRPAツールから自社にピッタリなツールを選定するためのポイントや選定軸が分からずお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではRPAツールの選定ポイントや主なRPAツールの比較・導入メリットについて解説します。

また、記事を読む前に直接RPAについて相談したい方は、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。

RPAの導入でお悩みならばまずはご相談を

RPAの導入には、システムを導入してもうまく使いこなせるか、どのような業務が自動化できるのか、など不安な点や不透明な点も多くあるのではないでしょうか?導入前の課題の整理から、何か必要かを検討し、RPA導入後のサポートもあるコールセンターの総合会社にご相談してみては?

RPAについてウィルオブに相談・資料請求する
▼関連記事
RPA導入支援を利用した企業さまについて、別記事「RPAを導入して働き方改革・作業効率を向上させた事例4選」でご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

RPAを比較する際のポイント

RPAの市場規模は、2021年には80億円に到達するのではないかといわれるくらい年々拡大しており、日本にもさまざまなRPAサービスがあります。

しかし、自社が解決したい課題やリソースを加味した上でサービスを導入しないと、結局使いこなせず解約してしまう、ということも起こり得ますので注意が必要です。

RPAツールを比較する際には、下記の点をしっかり確認しましょう。

  • RPAツールの対応範囲
  • 自社がRPA化したい業務範囲や規模感
  • RPAツールのメンテナンスのしやすさ
  • RPAツール企業のサポート範囲
  • RPAツールのプラン・契約条件

また、実際にツールを比較検討する際には、下記の軸をチェックしておくと失敗せずに導入することができます。

  • 各RPAツールの種類・提供形態の違い
  • 自社のセキュリティ要求度とマッチしているか
  • RPAツール導入企業が管理できるロボット台数
  • 価格形態・契約形態

主なRPAツール

次に、日本の企業で導入が進んでいるRPAツール紹介します。

それぞれ特徴が違いますので、比較検討する際の参考にしてみてください。

WinActor

WinActor

【公式サイトはこちら】

WinActorは、NTTグループが開発した日本国内でシェアNo.1の提供実績を誇るRPAソリューションです。

完全日本語対応で、デスクトップ対応だけでなく「管理ロボ」というソフトをインストールすればサーバーによる管理も可能、更にプログラミングをしなくても自動化可能なので、幅広い企業が導入しやすい仕様になっています。

また基本的にすべてのWindowsで導入でき、Office製品はもちろん基幹システムや電子決済システムなど、あらゆるシステムに対応しています。

BizRobo!

BizRobo!

【公式サイトはこちら】

BizRobo!は、アメリカのKofax社が開発した「Kofax Kapow」の日本語版OEM製品です。

1ライセンスで無数のロボットを稼働することができ、更に1ヶ月ロボットが作り放題のプランも用意されているため、大規模な導入に向いているRPAソリューションです。

また、ロボットにインプットするための操作がドラッグアンドドロップで簡単に実施できるためRPA初心者でも導入可能です。

Blue Prism

Blue Prism

【公式サイトはこちら】

Blue Prismは、イギリスのBlue Prism社が開発したRPAソリューションです。

Blue Prism社はRPAの老舗企業で、高いセキュリティ能力を誇っているため金融機関でも導入が進んでいることが特徴です。

また、サーバーでロボットを管理することが可能なので大規模なプロジェクトにも対応しており、更にプログラミングをせずにロボットで作業を自動化することができます。

UiPath

UiPath

【公式サイトはこちら】

UiPathはアメリカのUiPath社が開発・2017年には日本法人も設立した、完全日本語対応のRPAソリューションです。

サーバーをつなげた使用だけでなく、PCにインストールすることでデスクトップで自動化することも可能です。

また、非営利団体や教育機関・売上が10,000ドル以下の小規模企業の場合、教育・評価を目的とした導入の場合は無償版を提供していることが特徴です。

NICE

NICE

【公式サイトはこちら】

NICEはイスラエルのNICE社が開発した「NICE Robotic Process Automation(ナイス・ロボティック・プロセス・オートメーション)」というソリューションです。

NICE社は元々コールセンターに通信記録業務などのソリューションを提供している会社だったため、コールセンターで発生する業務などのカスタマーサービス業務の自動化に適したツールとなっています。

Automation Anywhere

Automation Anywhere

【公式サイトはこちら】

Automation Anywhereは、アメリカのAutomation Anywhere社が日本IBMと協業開発したRPAソリューションで、アメリカでのシェア率No.1を誇ります。

世界90ヶ国以上で導入が進んでいるグローバルなツールで、自然言語処理技術の搭載や機械学習機能があり、定型業務のみにとどまらない柔軟な操作が可能です。

Pega Robotic Automation

Pega Robotic Automation

【公式サイトはこちら】

Pega Robotic Automationは、アメリカのPegasystems社が自社のBPMやCRMを補完する目的で開発したRPAソリューションです。

業界トップクラスのBPM機能を搭載していることや、業務の自動化とプロセス管理が同時に実行できることが特徴です。

WorkFusion

WorkFusion

【公式サイトはこちら】

Work Fusionは、アメリカのソフトウェアメーカーWorkFusion社のRPAソリューションです。

日本語未対応ですが、完全無料でRPAを導入できる「RPA Express Starter」を提供しており、また簡易的な操作で導入できることが特徴です。

また、有償版では非定型業務についても自動化することが可能となっております。

ipaSロボ

ipaSロボ

【公式サイトはこちら】

ipaSロボは国産のRPAソリューションで、簡単な操作でPCおこなうほぼすべての作業を自動化することができます。

また、プログラミングの技術がなくても条件分岐を設定することができるため、IT部署以外が対応する場合でも導入ハードルが低いソリューションです。

Autoブラウザ名人

Autoブラウザ名人

【公式サイトはこちら】

Autoブラウザ名人は国産RPAソリューションで、簡単な操作で設定できる上に、導入前後にコンサルタントが付き、手厚いサポートを受けるプランがあるため初心者でも安心して導入することができます。

またプランが4つあるため、費用対効果に見合った金額で導入を進めることが可能です。

RPAとは

そもそもRPAとは「Robotic Process Automation (ロボティック・プロセス・オートメーション)」の頭文字を取った略称で、定型業務などをロボットで自動化することを指します。

RPAを導入し業務の工程を記憶させることにより、今まで人間が手動でおこなっていた作業をロボットがおこなうため残業削減にも繋がりますし、朝一番に欲しいレポートをロボットが作っておくようにセットすれば業務効率の改善にも繋がります。

RPAの種類

RPAには「デスクトップ型」と「サーバー型」の2種類があります。

デスクトップ型はRDA(Robotic Desktop Automation /ロボティック・デスクトップ・オートメーション)」とも呼ばれており、PCに直接インストールしロボットを稼働させることを指します。

サーバーに接続しなくても簡単に作業することができますが、ロボットの稼働にPCのメモリが専有され他の作業ができなくなる可能性がある、というデメリットがあります。

一方サーバー型は、サーバーをPCに接続してロボットを稼働させることを指します。

サーバー上で複数のロボットを管理することができたり、ロボットが稼働している際にもPCのメモリが専有されず他の作業をすることができますが、サーバーやネットワーク環境から構築する必要があるため導入ハードルが高い、というデメリットがあります。

RPAの提供形態

RPAには「オンプレミス型」「クラウド型」の2形態があります。

オンプレミス型は、自社PCやサーバーにRPAをインストールして稼働させるRPAで、「デスクトップ型」「サーバー型」は、オンプレミス型にあたります。

一方クラウド型は「SaaS型」とも呼ばれており、クラウド環境のSaaS(ソフトウェアサービス)を使用して、ウェブブラウザ上でロボットを稼働させます。

RPAにできる仕事

RPAは決まった業務をインプットして作業するため、事務作業などのルール化されている定型業務やPCのみで完結する作業を得意とします。

そのため、例えば企業の総務や経理など、必ず定型業務が発生する職種で導入されやすいサービスとなっております。

RPAの機能

RPAではさまざまな作業を自動化できますが、具体的な機能を「処理設計」「自動処理の設定」「ロボット管理」の3つに分類して解説します。

処理設計

ロボットが自動実行するためのシナリオをプログラミングすること無くフロー図で作成できる機能や、キーボードの入力規則や画面の操作を記憶する機能、プログラミング言語を使用してロボットが実行する処理を設定できる機能などが「処理設計」機能です。

また、画面上に表示された文字列や色を読み取り、必要な情報を取り込む機能も処理設計機能にあたります。

自動処理の設定

前もって登録したスケジュールや、「メール受信」など設定したトリガーに則って処理を実行する機能や、手順が決まっているフローを実行する機能が「自動処理の設定」機能です。

自動処理の設定機能では、AIを搭載することでロボットを機械学習させ、より高速な作業ができるようにすることも可能です。

ロボット管理

一度に複数のロボットを制御する機能や、ロボットが稼働したログの管理をする機能が「ロボット管理」機能です。

RPAの導入効果・メリット

RPAを導入し定型作業を自動化することによって、下記のような導入効果・メリットがあります。

業務効率アップ

RPAは24時間365日いつでも作業することができ、また人間だと時間がかかる作業を高速で終了させることもできますので、業務効率がアップします。

また、いままで膨大な作業時間によって発生していた残業がゼロになった事例もあります。

作業ミス発生防止

定型業務の場合であっても、人間が作業をしているとどうしてもミスは避けられません。
しかし、RPAを導入することによって計算ミスや誤字・脱字などの作業ミスをゼロにすることができます。

人件費などコスト削減

RPAを導入することにより、求人を出し新たに人材を採用するコストや、教育・研修にかけるコストを削減することができます。

RPAはこんな業務におすすめ

主に事務作業系の業務は、RPAを導入することで作業を効率化することができます。

具体的には、以下のような業務のことを指します。

  • 数字や文字などのデータ入力
  • 添付ファイルの保存
  • 自動でメール配信
  • 受発注処理
  • 顧客情報の照会
  • データ加工・集計
  • レポート自動作成
▼関連記事
RPA導入支援を利用した企業さまについて、別記事「RPAを導入して働き方改革・作業効率を向上させた事例4選」でご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

RPAツールとEXCELマクロの違い

単純作業をインプットし自動化させる、という点では、EXCELのマクロでも対応可能です。

しかしEXCELのマクロの場合はMicrosoft社のマクロのみにしか対応していないため、Macなどには非対応である、というデメリットがありますが、RPAはほとんどすべてのアプリケーションが対象となります。

また、EXCELのマクロを使用する場合はVBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング言語を理解していないと高度な作業手順を自動化することができませんが、RPAツールを導入するとウェブブラウザ画面上の操作のように直感で理解できるような簡単な作業で自動化することが可能です。

RPA導入の注意点・デメリット

現状、販売されているRPAツールのほとんどはWindowsのみ対応しています。

RPAを導入する際は、自社のPC環境に適応できるツールなのかどうかを必ず確認するようにしましょう。

Mac環境やLinux環境の場合はPC環境の変更や開発が必要なので、それらを加味したスケジュール設計や予算取りをしていきましょう。

RPAの導入方法

RPAを導入する際は、導入することによって解決したいことを社内で明確にした上で、自動化したい業務のプロセスを細かく洗い出します。

RPAの導入について社内で共通認識を持っておかないと、部門間やシステム間でエラーが発生してしまうことがあるため注意しましょう。

また、導入するツールを選定する際には、そのツールで本当に課題が解決されるのかを見極めるために、まずはテスト導入から検討しましょう。

そして、自動化したい業務プロセスを細かく洗い出してルール化するだけでなく、予め発生する可能性があるエラーやトラブルに対する対応方法も決めておく必要があります。

RPA導入前に確認すべきこと

RPAを導入する前に、まずは自社内で誰が(どの部門が)RPAを管理するのかをしっかりと確認しておきましょう。

RPAの管理者が不在になってしまうと、RPAが無駄に働き続けてしまったり、修正しようにも方法がわからない、などのトラブルにつながってしまいます。

また、すでに導入しているアプリケーションやシステムとの連携が可能かどうかも確認する必要があります。

そして、RPAツールを導入を検討している企業にサポート体制が整っているのかどうかも確認しておかないと、トラブルへの対応が遅れて失敗してしまうことがありますので注意してください。

RPA導入時のROI・費用対効果の算出方法

RPAを導入する際は、経営判断として費用対効果に見合うのかどうかを確認することも重要です。

RPAの費用対効果は、「導入によって人件費や人間の業務量をどのくらい改善できそうなのか」に注目し、それぞれ算出していくのが一般的です。

例えば人件費は、RPAを導入する作業に対して現状かかっている作業時間×人件費を計算し、年間人件費とRPA導入費用を比較します。

また作業時間は、RPAを導入する作業に対して現状かかっている作業時間や件数を計算し、RPA導入後の作業時間と比較します。

RPAは短期の導入ではなく、長期の導入を検討される企業が多いため、長期的に費用対効果があっていくのかを加味していくのもポイントです。

▼関連記事
RPA導入支援を利用した企業さまについて、別記事「RPAを導入して働き方改革・作業効率を向上させた事例4選」でご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

まとめ

さまざまな企業がRPAソリューションを提供しているため、自社の課題を整理した上で必要なRPAソリューションの規模感やサポート範囲などを比較することが大切です。

失敗せずにRPAを導入できるよう、社内でもしっかりと準備を進めましょう。

RPA検討ならば、まずは資料請求を

RPAの導入には、システムを導入してもうまく使いこなせるか、どのような業務が自動化できるのか、など不安な点や不透明な点も多くあるのではないでしょうか?まずはコールセンター 総合サービス会社に資料請求から始めてみましょう!

RPAについて相談・資料請求をする
ユーザー画像
採用ジャーナル 編集部

ウィルオブ採用ジャーナルの記事を制作・配信している編集部です。
20年以上人材支援をしているノウハウから、総務・人事・営業担当者の皆様のコストカットや業務効率化に役立つ情報を発信していきます。