【2024】コンタクトセンターのシステム比較9選!導入ポイントも合わせてご紹介
- アウトソーシング
- コールセンター
2024/06/19
近年、顧客からの問い合わせチャネルが多様化していることから、顧客に合わせて柔軟な対応が求められるようになり、多くのコンタクトセンターではシステムを導入して対応ケースが増えています。
本記事では、コンタクトセンターシステムの種類別でシステムの特徴を比較しながら解説します。システム導入を検討の際に参考になれば幸いです。
コンタクトセンターシステムの種類
多くのコンタクトセンターで導入されているシステムの種類としては、大きく分けて3つあります。
- CRM → 問い合わせがあった顧客情報を一括管理するシステム
- CTI → かかってきた電話を自動でオペレーターに振り分けるシステム
- FAQ → 問い合わせの回答を自動化するシステム
なお、コンタクトセンターのシステムについてこちらの記事「コンタクトセンターシステムとは?メリット・デメリット種類と導入ポイントを解説!」も合わせてご覧ください。
ここからは、これら3種類のシステムの特徴を紹介していきます。
CRMシステム比較3選
まず、CRM(電話応対した顧客情報の参照や、その応対記録を一元管理するシステム)を見ていきましょう。
Service Cloud
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 顧客エンゲージメント強化に必要な機能が充実
- システム連携が可能
- 無料トライアル期間がある
サービスの評判や詳細についてはこちらにも記載ありますのでご参考ください。
Zendesk
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 世界で25万社以上、国内で2,500社の導入企業数
- センターや顧客とコミュニケーションをとれるチャット機能搭載
- 40以上の言語対応が可能
FastHelp5
【公式サイト】
▼3つの特徴
- コンタクトセンター運営20年以上の経験・ノウハウ
- 顧客情報の一元管理・多種多様な問い合わせチャネルに柔軟に対応
- オペレーターが非常に使いやすい(対応防止対策のリマインド機能・オペレーターごとの管理画面カスタマイズ機能)
CTIシステム比較3選
続いて、CTI(電話やFAXをコンピューターと連携するシステム)です。
CTIはCRMやFAQと比べてもかなり多くのものがあるため、今回はおすすめする3つを紹介します。
BIZTELコンタクトセンター
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 導入実績1,700社以上のクラウド型CTIシステム
- コンタクトセンター運営に必要な機能(ACDや全通話録音、音声ナビなど)はもちろん、管理者向けのモニタリング機能やエージェント管理も可能
- コンタクトセンター運営の在宅化にもスピーディに対応
サービスの評判や詳細についてはこちらにも記載ありますのでご参考ください。
楽テル
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 操作が簡単かつ高度なカスタマイズ性(管理項目の追加、入力画面などの操作画面の変更、フローの設定)
- 運用開始時のサポート体制が充実
- コンタクトセンター業務(問い合わせ・テレアポなど)の対応内容テンプレートが搭載
サービスの評判や詳細についてはこちらにも記載ありますのでご参考ください。
Infini Talk
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 日本全国で300社以上の導入実績
- 多種多様なシステム機能搭載(ACD、IVR、レポート、通話録音、テキスト変換)
- クラウド型、オンプレミス型両方に対応、CRMとの連携も容易
FAQシステム比較3選
最後に、FAQ(顧客からの質問への回答を支援するシステム)について見ていきましょう。
FastAnswer2
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 20年以上のコンタクトセンター向けCRMを提供
- 文章を自動作成できるなどのオペレーターが使いやすい操作性
- APIを通じた外部システムにあるコンテンツの検索も可能
OKBIZ. for FAQ
【公式サイト】
▼3つの特徴
- Q&Aサイトの運営経験からそのノウハウを活かした検索精度を高める仕組み機能
- 検索語句の高度な分析機能から改善点を把握できる
- 導入時のサポート体制が充実
サービスの評判や詳細についてはこちらにも記載ありますのでご参考ください。
Helpfeel
【公式サイト】
▼3つの特徴
- 顧客の問い合わせ・質問履歴からパターンを予測できる機能
- 顧客対応の履歴を分析し、改善点を自動的に提案
- 導入初期から導入後までの充実したサポート体制
システム選定ポイント
ここまで、種類ごとにコンタクトセンターシステムを紹介しましたが、実際に導入するにあたり気をつける点や比較ポイントがわからないと、システムの選定も困難かと思います。
選定ポイントとして重要なのは主に3つです。
業務内容
自社コンタクトセンターの主な業務内容が顧客からの問い合わせ対応(インバウンド型)なのか、テレアポやテレマーケティング(アウトバウンド型)なのかを把握しましょう。
回線数やオペレーターの数
各コンタクトセンターで必要な数は違います。自社の運営に必要な回線数とオペレーター数をしっかりと確認しておくことで、効率的・高品質な運営が可能になるでしょう。
システム間の連携性
システムを導入するにあたって、そのシステムが自社のネットワークやサーバーと連携できるかどうかも確認する必要があります。問い合わせをした際や商談時にシステムの連携性を確認することで、導入後のトラブルを防げると思います。
なお、先ほども紹介しましたが、システム導入ポイントの詳細や導入経営については「コンタクトセンターシステムとは?メリット・デメリット種類と導入ポイントを解説!」で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
まとめ
コンタクトセンターシステムの種類はCRM、CTI、FAQの3つがあり、それらのおすすめするシステムについて比較させていただきました。
自社の業務効率化をするためにどのシステムが必要なのか比較検討に少しでもお役に立てれば幸いです。
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