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【2026】カスタマーサクセス代行会社5社比較!料金形態と代行するメリットも解説

【2026】カスタマーサクセス代行会社5社比較!料金形態と代行するメリットも解説

カスタマーサクセス代行とは、導入後の顧客の利用定着や継続利用、更新や拡張の支援など、カスタマーサクセス活動の一部または全部を、外部の専門会社に委託するサービスです。
候補を比べるときは、会社の知名度よりも、任せたい工程と、料金形態をそろえておくと判断がぶれにくくなります。
カスタマーサクセスは顧客との関係が続く前提の業務であるため、担当者が長く関わる体制かどうかも成果に影響するでしょう。

自社の状況ごとに、公開情報から条件が合いやすい会社を挙げると次のとおりです。

  • カスタマーサクセスを含む営業プロセス全体を任せたい → セイヤク(オンボーディング支援から解約率の改善まで、正社員中心の専任チーム)
  • 解約の兆候を数値でとらえて継続率を上げたい → セレブリックス(ヘルススコアの設計。解約率を15%まで低減した事例を公開)
  • 既存顧客への電話で取引単価を上げたい → ハジマリ(満足度調査とクロスセル・アップセルの架電。最短2週間でチーム構築)
  • カスタマーサクセス体制がなくても棚卸しから構築・運用まで任せたい → パーソルマーケティング(カスタマーサクセス支援。全国対応。年間1,200社超の取引)
  • 新規事業でカスタマーサクセスの型から作りたい → コムレイズ・インキュベート(ヘルススコアの設計から伴走し、プロセスを標準化)

カスタマーサクセス代行会社の比較一覧をすぐに確認する

営業代行会社の選び方

カスタマーサクセスの体制づくりでお悩みなら、まずはご相談ください
『セイヤク』では、オンボーディング支援から解約率の改善、カスタマーサクセスチームの構築支援まで、必要な工程を切り出してお引き受けしています。「専任の担当者を置けないまま既存顧客への対応が後回しになっている」「どの指標から手を付けるか決めきれない」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。

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カスタマーサクセス代行の費用相場は、料金形態と任せる工程で変わる

カスタマーサクセス代行の料金形態は、月額で支払う固定報酬型と、成果の件数に応じて支払う成果報酬型に大きく分かれます。

金額は、任せる工程の広さと、商材の説明に必要な専門性の高さによって左右されます。

固定報酬型は月60〜65万円程度から、カスタマーサクセスの体制づくりを続ける場合に向く

固定報酬型は、月額の費用を決めたうえで、その枠内で支援と改善を継続して任せる形態です。解約の防止やアップセルの件数で費用が増減しないため、顧客の利用状況を調べる時間や、オンボーディングの手順を組み直す時間に充てても支払額は変わりません。カスタマーサクセスの仕組みが社内にまだない場合や、半年以上かけて運用を定着させたい場合は、この形態のほうが進めやすいでしょう。

気をつけたいのは、稼働の中身を確認しないまま契約を更新すると、費用に見合う改善が起きているか判断できなくなる点です。解約率やオンボーディングの完了率、アップセルの提案件数といった指標を最初に取り決め、定例の場で推移を確かめる運用が前提になります。

成果報酬型はアップセルや解約防止の件数で支払う、カスタマーサクセスの施策を試す場合に合う

成果報酬型では、あらかじめ定めた成果が出た時点で費用が発生します。アップセルの成約や解約の防止といった単位で単価を決め、月末に件数をまとめて精算する形が一般的です。キャンペーンに合わせて一時的に対応の量を増やしたい段階や、外注の効果を小さく試したい段階では、初期の費用を抑えて始められる点が利点になります。

一方で、月ごとの成果にばらつきが出るため、予算の見通しは立てにくくなるでしょう。何を成果として数えるのかは案件ごとに異なるため、対象となる顧客の範囲と判定の方法、上限額を契約前に書面で決めておくと、支払いをめぐるずれを防げます。

カスタマーサクセス代行会社5社 比較表

以下の比較表は、各社の公式サイトの公開情報を基に作成しています(2026年10月1日時点)。非公開の項目は「-」表記です。

※横にスクロールできます →

会社名向いている条件料金形態料金目安主な支援内容(カスタマーサクセス領域)人材/体制取引実績体制の立ち上げ支援公式URL確認日
セイヤクカスタマーサクセスを含む営業プロセス全体を任せたい固定報酬型 ※成果報酬型は要相談1名あたり月60〜65万円、3名体制で月約200万円程度(対応範囲やスキルにより変動)オンボーディング支援/アップセル支援/クロスセル支援/NPS向上/解約率の改善/カスタマーサクセスチーム構築支援正社員中心の専任チームを、プロジェクトマネージャーのもとに固定配置2,800社以上(25年以上の営業支援)対応(チーム構築支援あり。)seiyaku-sales.jp2026-10-01
セレブリックス解約の兆候を数値でとらえて継続率を上げたい固定報酬型が基本(固定費+成果報酬の組み合わせは相談可)-(公開情報なし)スタートアッププログラムの策定/マーケットスコア・ヘルススコアの作成/カスタマーサクセス組織の構築専属チーム(リーダー1名+納品メンバー2名以上)。従業員1,264名(2026年4月時点)1,400社・12,700サービス対応(対応フロー設計/トークスクリプト作成/KPI設計/運用体制の構築)eigyoh.com2026-10-01
ハジマリ既存顧客への電話で取引単価を上げたい要問い合わせ-(公開情報なし)顧客満足度調査/テレコミュニケーション/クロスセル・アップセル提案/解約の予防/ユーザーデータマネジメント依頼企業の専門チームを構築(最短2週間)。メンバー112名(パートナー含む)Tech系プロダクト・SaaS・新規事業の支援が中心(無形商材9割)対応(専門の組織部隊を構築)hajimari.ai2026-10-01
パーソルマーケティングカスタマーサクセス体制がなくても棚卸しから構築・運用まで任せたい要問い合わせ(成果報酬型は商材により相談可)-(公開情報なし)体制の確立/能動的アプローチ・VOC/LTV最大化/プロセス再構築から運営業界知見のある専門組織。全国対応。年間1,200社超の取引対応(業務の棚卸し~構築・運用。取り組みがなくても開始可)sales.persol-mk.co.jp2026-10-01
コムレイズ・インキュベート新規事業でカスタマーサクセスの型から作りたい要問い合わせ-(公開情報なし)プランニング(ヘルススコア設計等)/オンボーディングの伴走/アップセル・クロスセル提案/紹介の獲得対面のラウンダーと、非対面のコールセンター(インサイドセールス)を併用-(公開情報なし)対応(体制の構築とプロセスの標準化)comrades-incubate.com2026-10-01

情報ソース

 

※各社の公式サイト(2026年10月1日時点の公開情報)を基に作成しています。

※料金の詳細は各社へお問い合わせください。

※情報は各社公式サイトの公開情報に基づいています。最新情報は公式サイトでご確認ください。

 

カスタマーサクセス代行会社5社比較

カスタマーサクセス代行は、体制の設計から引き受ける会社と、すでにある運用の一部を代行する会社に分かれます。同じカスタマーサクセスという言葉でも、解約の防止を主眼に置く支援と、アップセルやクロスセルで取引単価を上げる支援では、置く指標も進め方も変わるでしょう。

ここからは5社の公開情報を1社ずつ整理します。掲載しているのは、2026年10月1日時点で各社の公式サイトに記載がある内容と数値のみです。掲載順は会社の優劣を示すものではありません。

セイヤク

営業代行サービス『セイヤク』【PR】

『セイヤク』の詳細を見る

『セイヤク』は、株式会社ウィルオブ・ワークが運営するBtoB特化の営業代行サービスで、カスタマーサクセス代行支援を単独のメニューとして公開しています。対象となるのは、利用開始直後のオンボーディング支援、アップセル支援、クロスセル支援、NPSの向上、解約率の改善、カスタマーサクセスチームの構築支援です。新規開拓から既存顧客への対応まで一貫して外に出したい場合も、必要な工程だけを切り出して委託できます。

詳細はこちら:BtoBに強い営業代行サービス『セイヤク』

体制は、多くの案件を支援してきたプロジェクトマネージャーを据えた専属チームで、人員を固定する形です。正社員中心のメンバーが継続して担当するため、商材の仕様や顧客ごとの利用状況といった知見がチーム内に残りやすいといえるでしょう。運営元の株式会社ウィルオブ・ワークは、25年以上にわたる中小企業からエンタープライズ企業までの営業支援実績を持ちます。

料金の目安は1名あたり月60〜65万円、3名体制では月約200万円程度で、対応範囲や求めるスキルによって変わります。問い合わせから商談、人員の手配、契約と導入準備を経て稼働に入るまでの流れは5ステップで、カスタマーサクセス代行支援は最短10営業日からの提供が可能です。導入事例では、早期の解約が目立っていたメディア運営の企業について、継続率を改善しLTVを高めた取り組みを紹介しています。

『セイヤク』の導入事例・支援内容はこちら

【セイヤクの公開情報】

  • オンボーディング支援から解約率の改善、カスタマーサクセスチームの構築支援まで対応
  • プロジェクトマネージャーを据えた専属チームで、正社員中心の人員を固定配置
  • 25年以上の営業支援と2,800社以上の取引。カスタマーサクセス代行支援は最短10営業日で提供可能
代行内容オンボーディング支援/アップセル支援/クロスセル支援/NPS向上/解約率の改善/カスタマーサクセスチーム構築支援
料金形態/料金目安固定報酬型/1名あたり月60〜65万円、3名体制で月約200万円程度(対応範囲やスキルにより変動) ※成果報酬型は要相談
人材/体制正社員中心の専任チームを、プロジェクトマネージャーのもとに固定配置
取引実績2,800社以上(25年以上の営業支援)
体制の立ち上げ支援対応(カスタマーサクセスチーム構築支援。最短10営業日で提供可能)
URLseiyaku-sales.jp

出典: セイヤク(2026年10月1日時点)

セレブリックス

セレブリックス

株式会社セレブリックスは、専属のカスタマーサクセスアウトソーシングチームを組み、取引の継続とアップセルによる収益の拡大を支援するメニューを公開しています。支援の柱は、サービスを自走して使える状態に導くスタートアッププログラムの策定、解約のリスクを数値でとらえるヘルススコアの作成、カスタマーサクセス組織の構築です。顧客の利用状況や問い合わせの内容から解約につながる変化を早期に察知し、課題が表に出る前にフォローする進め方をとっています。

1,400社・12,700サービス以上の支援で蓄積したセールスログから体系化したメソッドに沿って支援を実施。1プロジェクトはリーダー1名と納品メンバー2名以上で構成され、リーダーが業務設計の推進とPDCA、進捗の共有を担います。BtoB向けSaaSを中心に金融や決済、旅行、ECまで支援した経験があり、業種をまたいだ提案を受けやすい点が特徴です。

料金は固定報酬が基本で、固定費と成果報酬を組み合わせる形であれば相談できるとしています。公式ページに金額の記載はないため、任せたい工程と期間を整理したうえで見積もりを取ってください。

【セレブリックスの公開情報】

  • スタートアッププログラムの策定、マーケットスコア・ヘルススコアの作成、カスタマーサクセス組織の構築に対応
  • 1プロジェクトはリーダー1名と納品メンバー2名以上の編成。従業員1,264名(2026年4月時点)
  • 1,400社・12,700サービスの実績。解約率を15%まで低減した事例を公開
代行内容スタートアッププログラムの策定/マーケットスコア・ヘルススコアの作成/カスタマーサクセス組織の構築/商談同行・伴走支援
料金形態/料金目安固定報酬型が基本(固定費+成果報酬の組み合わせは相談可)/金額は要問い合わせ
人材/体制専属チーム(リーダー1名+納品メンバー2名以上)。従業員1,264名(2026年4月時点)
取引実績1,400社・12,700サービス
体制の立ち上げ支援対応(対応フロー設計/トークスクリプト作成/KPI設計/運用体制の構築)
URLeigyoh.com

出典: セレブリックス カスタマーサクセス代行(2026年10月1日時点)

ハジマリ

ハジマリ

株式会社ハジマリは、営業アウトソーシングを手がけるBtoBマーケティングの会社で、カスタマーサクセスでは既存顧客への電話による提案を軸にしています。利用ユーザーの満足度調査とテレコミュニケーションで満足度を把握し、必要な提案や情報を届けることで、ユーザー数と単価の引き上げを狙う組み立てです。すべての顧客へ同じ対応を広げず、状況に応じて手厚く関わる相手を計画的に絞り込む方針を示しています。

公式サイトは、「解約したい」と連絡が入った時点では他社への乗り換え手続きが進んでいる場合が多いと説明しています。そのため、望ましい使い方や使われていない機能といった客観的な事実をもとに、能動的に接触して課題を先に拾う進め方が基本です。拾った情報は開発チームやセールスチームへ戻し、プロダクト側の改善と次の提案につなげています。

拠点は東京本社のほかに宮崎市の九州インサイドセールスセンターがあり、パートナーを含むメンバーは112名です。最短2週間で依頼企業の専門チームを立ち上げられるとしており、組織を用意するまでの速さを打ち出しています。料金は形態も金額も公開されていないため、任せたい業務の範囲と対象ユーザー数を伝えて見積もりを取る前提です。取引実績はTech系プロダクトやSaaS、新規事業の支援が中心で、無形商材が9割を占めると公開しています。

【ハジマリの公開情報】

  • 既存顧客への電話でクロスセル・アップセルに対応。顧客満足度調査とユーザーデータマネジメントも支援範囲
  • 最短2週間で依頼企業の専門チームを構築。メンバーは112名(パートナー含む)
  • 東京本社と宮崎市の九州インサイドセールスセンター。無形商材が9割
代行内容顧客満足度調査/テレコミュニケーション/クロスセル・アップセル提案/解約の予防/ユーザーデータマネジメント
料金形態/料金目安要問い合わせ(公式サイトに形態・金額の記載なし)
人材/体制依頼企業の専門チームを構築(最短2週間)。メンバー112名(パートナー含む)
取引実績Tech系プロダクト・SaaS・新規事業の支援が中心(無形商材9割)
体制の立ち上げ支援対応(専門の組織部隊を構築)
URLhajimari.ai

出典: ハジマリ カスタマーサクセス(2026年10月1日時点)

パーソルマーケティング

パーソルマーケティング

パーソルマーケティング株式会社のカスタマーサクセス支援は、社内にカスタマーサクセスの仕組みがない段階から依頼できる点が特徴です。業務の棚卸しで現状を整理し、体制の構築から日々の運用までを引き受けます。問い合わせを待つだけでなく、こちらから顧客に接触して課題やVOC(顧客の声)を集め、継続的なサポートを通じてLTVの最大化を図る進め方です。

契約形態の幅広さも、ほかの候補と比べる際の判断材料です。業務委託のほか、一般派遣、紹介予定派遣、人材紹介にも対応しています。運用ごと外部に任せるか、自社の指揮下で人員を増やすかを、状況に応じて選べる仕組みです。全国の主要都市を中心に、戦略の策定から実行までを業界の知見をもつ専門組織が担当します。

料金は公式ページに記載がなく、見積もりは個別の問い合わせとなります。成果報酬型は商材によって設計できる場合がある一方、対応が難しいケースもあるとの説明です。公開事例には、コールセンターの運用支援で契約継続率を17%高めたIT企業や、既存顧客への接触率を改善した決済代行サービスの取り組みがあります。

【パーソルマーケティングの公開情報】

  • カスタマーサクセスの仕組みがない段階から、業務の棚卸し・体制構築・運用まで対応
  • 能動的な接触でVOCを集め、LTVの最大化を支援
  • 契約形態は業務委託・一般派遣・紹介予定派遣・人材紹介から選択可。年間1,200社超の取引
代行内容カスタマーサクセス支援(体制の確立/能動的アプローチ・VOC/LTV最大化/プロセス再構築から運営)
料金形態/料金目安要問い合わせ(成果報酬型は商材により相談可)
人材/体制業界知見のある専門組織。全国対応。
取引実績年間1,200社超の取引
体制の立ち上げ支援対応(業務の棚卸し~構築・運用。取り組みがなくても開始可)
URLsales.persol-mk.co.jp

出典: パーソルマーケティング カスタマーサクセス支援(2026年10月1日時点)

コムレイズ・インキュベート

コムレイズ・インキュベート

株式会社コムレイズ・インキュベートは、BtoBの新規事業を支援する会社で、カスタマーサクセスアウトソーシングを3フェーズで提供しています。第1フェーズはプランニングで、オンボーディングのゴールとプロセス、顧客の活用度を測るヘルススコア、提案シナリオの設計が中心です。第2フェーズでは設計に沿って導入を進め、ヘルススコアを見ながら活用が定着するまで伴走します。第3フェーズで狙うのは、課題のヒアリングを通じた上位商材の提案と、紹介の獲得です。

提供の手段は対面と非対面に分かれ、対面ではラウンダーが既存顧客を訪問して取り扱いや活用の状況を確認します。非対面はコールセンターとインサイドセールスが担い、活用ログから課題の仮説を立て、電話やWeb会議で解決と追加提案まで進める流れです。伴走のなかで集めた顧客の声や競合情報をレポートとして戻し、商品の改善につなげる支援も含みます。

設立は2018年11月、資本金は5,000万円で、事業はベンチャー投資と営業支援、採用支援の3本です。支援で得たナレッジを形式知として残し、カスタマーサクセスのプロセスを標準化する方針を掲げています。想定する課題は、部門を立ち上げたいが人員が足りない状態や、継続率は高いものの追加提案につながっていない状態です。料金は形態も金額も公開されていないため、立ち上げたい範囲と期間を示して見積もりを取ってください。

【コムレイズ・インキュベートの公開情報】

  • プランニング、オンボーディングの伴走、アップセル・クロスセル提案の3フェーズで支援
  • 対面のラウンダーと、非対面のコールセンター(インサイドセールス)を併用
  • 設立2018年11月、資本金5,000万円。事業はベンチャー投資/営業支援/採用支援
代行内容プランニング(オンボーディング設計/ヘルススコア設計/提案シナリオ設計)/オンボーディングの伴走/アップセル・クロスセル提案/紹介の獲得
料金形態/料金目安要問い合わせ(公式サイトに形態・金額の記載なし)
人材/体制対面のラウンダーと、非対面のコールセンター(インサイドセールス)を併用
取引実績-(公開情報なし)
体制の立ち上げ支援対応(体制の構築とカスタマーサクセスプロセスの標準化)
URLcomrades-incubate.com

出典: コムレイズ・インキュベート カスタマーサクセスアウトソーシング(2026年10月1日時点)

 

カスタマーサクセスをアウトソーシングするメリット

カスタマーサクセスは、既存顧客の解約を防ぎ、LTV(顧客生涯価値)を高めるうえで欠かせない取り組みです。一方で、社内だけで体制を整えるには、人の確保とノウハウの両面でハードルがあります。外部に委託する場合に期待できるのは、主に次の3点です。

専任の人材を確保して立ち上げを早められる

カスタマーサクセスの経験がある人材を、必要な期間と人数で確保できるため、採用と教育にかかる時間を短く抑えられます。「取り組みたいが専任の担当者がいない」という状態であれば、立ち上げの初速を上げる手段になるでしょう。本記事で紹介した会社のなかには、最短2週間でチームを組むとしている会社もあります。

自社で採用する場合とコストを比べられる

正社員を採用して育てる場合は、採用の費用と研修の期間、離職のリスクが同時に発生します。外部に委託すれば、こうした負担を抑えたうえで運用を回せるため、費用対効果を重視する企業にとっては比較の対象になりやすい形です。アップセルやクロスセルの施策で一時的に負荷が高まる場面に限って増員できる柔軟さも、判断材料のひとつになります。

外部の知見を使って仕組みを残せる

複数の企業でカスタマーサクセスの運用を経験している会社であれば、他社で機能した手順を踏まえた仕組みづくりを期待できます。オンボーディングの設計や利用定着の施策を再現できる業務フローとして整えておけば、将来の内製化にもつなげやすくなるでしょう。まずは社内でまかなえる範囲を把握し、足りない部分を外に出す順番で考えると判断しやすくなります。

成果報酬型と固定報酬型の違い

費用が発生する条件だけでなく、任せられる業務の広さや改善への関わり方にも差が出るため、仕組みを理解したうえで比べる必要があります。

成果報酬型は、あらかじめ定めた成果が出た場合にのみ費用が発生する形態です。成果の単位ごとに単価を決め、月末に件数をまとめて精算します。成果が出なければ費用はかからないため導入のリスクを抑えたい企業に向く一方、月ごとの成果にばらつきが出る点は予算の管理に影響する要素です。

固定報酬型は、月額で一定の費用を支払い、決めた業務の範囲をチームで担ってもらう形態です。予算の計画が立てやすく、中長期にわたって体制の構築と改善に取り組む場合は、運用が安定しやすいでしょう。ただし、成果が想定を下回った月も費用は発生するため、目標とKPIの管理を代行会社と取り決めておく必要があります。

比較項目成果報酬型固定報酬型
費用の発生条件成果の達成時のみ月額固定
予算管理のしやすさ変動が大きい安定しやすい
向いている用途短期の施策、スポットのアップセル体制の構築、中長期の運用
注意点成果の定義をすり合わせる必要がある成果が不振な月も費用が発生する

どちらが合うかは、依頼したい業務の内容と期間、目標によって変わります。複数の会社から見積もりを取り、料金形態だけでなく、成果の定義と改善のサイクルがあるかどうかまで含めて比べてください。

代行会社を選ぶポイント

カスタマーサクセス代行会社は、得意とする領域も支援の体制も異なります。料金の安さだけで選ぶと、期待した成果と提供される支援にずれが生じやすいため、次の4点を確認したうえで比べてください。

料金形態

確認したいのは、固定か成果かという形態に加えて、初期費用の有無、最低契約期間、成果報酬の場合の成果の定義です。成果報酬型でも月額の最低料金が設定されている場合や、固定報酬型に成果連動のインセンティブが組み合わされている場合があります。見積もりの段階で料金の構成を細かく確かめておくと、契約後のずれを防ぎやすくなるでしょう。

対応できる業務内容

カスタマーサクセスの業務範囲は広く、会社ごとに対応できる領域が異なります。自社の現状が次のどちらに近いかが、会社選びの分かれ目です。

  • 体制の構築から依頼したい場合:業務設計、KPIの設定、オペレーションの構築から対応できる会社が必要です。仕組みがまだ整っていない企業や、新規事業で基盤をゼロから作りたい企業が当てはまります。
  • 既存の運用を強化したい場合:オンボーディング支援、利用定着の施策、アップセルとクロスセルの促進など、特定の業務に強みを持つ会社が適しています。体制はあるものの、人が足りず施策が回りきっていない企業が当てはまります。

依頼したい業務が決まっていれば、その業務を得意とする会社に絞って比べられます。まだ整理できていない場合は、業務の棚卸しから支援する会社を含めて検討すると、全体の設計から相談する進め方も選べるでしょう。

実績の有無

実績を見るときは、件数だけでなく、自社と同じ業界や近い商材での支援があるかを確かめてください。同じ業界での経験がある会社であれば、商習慣や顧客の行動の傾向を理解した状態で運用に入れるため、立ち上げにかかる時間を短縮できる可能性があります。

加えて、どの業務を担当し、どのような成果が出たのかまで確認できると、自社の課題に対応できるかを見極めやすくなるでしょう。事例を公開している会社であれば、問い合わせの前に支援の内容をつかめます。

支援体制の継続性

カスタマーサクセスは、顧客との長期的な関係づくりが前提の業務です。そのため、担当者が続けて関わる体制かどうかも確認すべき点になります。

正社員を専任で配置する会社の場合、担当者が長い期間にわたって自社の商材と顧客を理解した状態で対応するため、品質が安定しやすい傾向があります。業務委託やフリーランスを活用する会社であれば、人数の調整は柔軟に進められる一方、担当者が替わるときの引き継ぎに手間がかかる場合もあるでしょう。長期の取り組みを前提とするなら、体制の継続性を重く見て選ぶと運用が安定します。

カスタマーサクセス代行とは

カスタマーサクセス代行とは、導入後の顧客の利用定着や継続利用、更新や拡張の支援など、カスタマーサクセス活動の一部または全部を、外部の専門会社に委託するサービスです。依頼できる業務は、オンボーディングの支援、利用定着の促進、解約の防止、アップセルとクロスセルの提案、顧客満足度の調査などに分かれます。

カスタマーサポートとの違いは、顧客に働きかける向きにあります。サポートは問い合わせを受けて問題を解決する業務ですが、カスタマーサクセスは問題が起きる前に先回りして手を打ち、顧客が成果を出せる状態をつくる取り組みです。

委託の形は、すでにある運用の一部を代行してもらうものから、業務設計やKPIの設定を含めて体制をゼロから組むものまで幅があります。この幅の違いが費用にも各社の向き不向きにも直結するため、任せたい工程を先に決めてから候補を絞ることが前提です。

よくあるお問い合わせ

カスタマーサクセス代行の導入を検討する段階で、よく確認される質問と回答を整理しました。

カスタマーサクセス代行とは何ですか?

カスタマーサクセス代行とは、導入後の顧客の利用定着や継続利用、更新や拡張の支援など、カスタマーサクセス活動の一部または全部を、外部の専門会社に委託するサービスです。依頼できる業務は、オンボーディングの支援、利用定着の促進、解約の防止、アップセルとクロスセルの提案、顧客満足度の調査などに分かれます。体制の設計から任せられる会社と、すでにある運用の代行に強い会社があるため、自社が「仕組みから作りたい」のか「運用を任せたい」のかを決めてから比べてください。

カスタマーサクセス代行の費用相場はいくらですか?

料金形態は固定報酬型と成果報酬型に分かれ、固定報酬型は月額で一定の費用を支払い、成果報酬型はアップセルの成約や解約の防止といった件数に応じて費用が発生します。固定報酬型の目安は、担当1名相当の体制で月60〜65万円程度、3名体制で月200万円程度という水準です。ただし料金を公開していない会社が多く、対象の顧客数や任せる工程で金額は動くため、複数社から見積もりを取り、初期費用や最低契約期間を含めた総額で比べてください。

カスタマーサクセス代行を検討すべきタイミングはいつですか?

専任の担当者が置けていない場合や、解約の防止とアップセルの手順が社内で決まっていない場合が、検討の起点になります。解約率の改善やLTVの向上に取り組みたいものの人が足りない状態であれば、体制の構築から任せられる会社が候補になるでしょう。アップセルやクロスセルのキャンペーンのように、一時的に対応の負荷が高まるタイミングでの利用も選べます。立ち上げまでの期間は会社によって幅があるため、最短2週間から1か月程度という公開情報を目安に、逆算して相談を始めるとよいでしょう。

カスタマーサクセスとカスタマーサポートの違いは何ですか?

カスタマーサクセスは顧客の成功を能動的に支える取り組みで、カスタマーサポートは顧客からの問い合わせに対応する受動的な業務です。サポートが「問題が起きた後に解決する」のに対し、カスタマーサクセスは「問題が起きる前に手を打つ」という順番で動きます。オンボーディングの設計、利用の促進、解約を防ぐ施策の実施などが、カスタマーサクセスの代表的な業務です。目的も異なり、サポートは問題の解決、カスタマーサクセスは継続利用とLTVの最大化に置かれます。

カスタマーサクセス代行で依頼できる業務にはどのようなものがありますか?

主な業務は、オンボーディングの支援、利用定着の促進、解約の防止、アップセルとクロスセルの提案、顧客満足度の調査です。会社によっては、顧客の活用度を数値化するヘルススコアの設計や、カスタマーサクセス組織の構築、対面でのラウンダー訪問まで対応します。体制の構築(業務設計・KPI設定・オペレーション設計)から依頼できる会社もあれば、構築済みの運用の代行に特化した会社もあるため、公式サイトで対応範囲を確かめてください。

カスタマーサクセスの成果指標(KPI)は何が一般的ですか?

一般的なKPIは、解約率(チャーンレート)、顧客生涯価値(LTV)、ネットプロモータースコア(NPS)、アップセルとクロスセルの率、オンボーディングの完了率です。どの指標を重視するかは、事業のモデルと目的によって変わります。解約の防止を最優先とするならチャーンレート、収益の拡大を目指すならLTVやアップセル率を軸に設計する形が多いでしょう。代行会社に依頼する場合も、重視する指標を先に決めておくと、目標の共有がしやすくなります。

成果報酬型と固定報酬型、カスタマーサクセス代行ではどちらを選ぶべきですか?

判断の基準は、成果を1件ずつ数えられる業務かどうかです。アップセルの成約や解約の引き止めのように件数で区切れる施策を短期で試す場合は、成果報酬型が合いやすいでしょう。一方、オンボーディングの手順づくりやヘルススコアの設計のように、成果が出るまでに時間がかかる業務では、稼働量が確保される固定報酬型のほうが運用しやすくなります。いずれの場合も、成果として認める条件と定例で報告される指標を、契約前に決めておいてください。

カスタマーサクセス代行会社を選ぶ際に確認すべきことは何ですか?

最初に確かめたいのは、自社が任せたい工程と、その会社が得意とする領域が一致しているかどうかです。体制の設計から依頼したいのか、既存の運用を強化したいのかによって、候補は変わります。そのうえで、料金形態と金額の構成、担当者の配置の仕方、近い業界での支援実績の3点を確認してください。実績の件数や知名度は、この3点を満たしたうえでの参考情報と位置づけると判断がぶれません。

体制の設計から依頼する場合と運用の代行だけを依頼する場合で、代行会社の選び方はどう変わりますか?

設計から依頼する場合は、業務設計やKPIの設定、オペレーションの構築まで引き受け、ヘルススコアのような判断の基準をつくれる会社が必要になります。運用の代行だけであれば、オンボーディングの支援や架電によるアップセルの提案など、特定の業務の経験が豊富な会社のほうが立ち上がりは早いでしょう。前者は体制が固まるまで数か月かかる前提で見積もりを取り、後者は対象の顧客数と対応の頻度を先に示すと比較しやすくなります。どちらを選ぶかは、社内に残したいノウハウの量によって決まるでしょう。

契約前に支援範囲のずれを防ぐには、何を確認すればいいですか?

確認したいのは、近い商材での支援経験、成果として認める条件の決め方、KPIの設計と改善提案の有無、定例やレポートの頻度、トークスクリプトや顧客ごとの記録の引き渡しの範囲、顧客情報の管理体制の6点です。とくに成果の条件とKPIの扱いは会社によって差が出ます。この2点が曖昧なまま契約すると、対応の件数は積み上がっても解約や単価の改善につながらず、委託を終えた後に自社で運用を再現できない状態に陥りがちです。稼働開始までの日数と最低契約期間もあわせて確認しておきましょう。

まとめ

カスタマーサクセス代行は、会社の規模よりも、任せられる工程と料金形態で向き不向きが決まる領域です。体制をゼロから組みたい場合と、すでにある運用の一部を外に出したい場合では、必要な支援の形は同じではありません。条件ごとに公開情報から合いやすい会社を挙げると、次のとおりです。

  • カスタマーサクセスを含む営業プロセス全体を任せたい → セイヤク(オンボーディング支援から解約率の改善まで、正社員中心の専任チーム)
  • 解約の兆候を数値でとらえて継続率を上げたい → セレブリックス(ヘルススコアの設計。解約率を15%まで低減した事例を公開)
  • 既存顧客への電話で取引単価を上げたい → ハジマリ(満足度調査とクロスセル・アップセルの架電。最短2週間でチーム構築)
  • カスタマーサクセス体制がなくても棚卸しから構築・運用まで任せたい → パーソルマーケティング(カスタマーサクセス支援。全国対応。年間1,200社超の取引)
  • 新規事業でカスタマーサクセスの型から作りたい → コムレイズ・インキュベート(ヘルススコアの設計から伴走し、プロセスを標準化)

料金や体制は改定されることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。

カスタマーサクセスの体制、どこから作る?
カスタマーサクセス代行会社を比較しても、結局どこが自社に合うのか分からないと感じていませんか。会社選びを成功させるには、ただ比較するだけでなく、どの工程を外に出すかを見極める視点が欠かせません。オンボーディング支援から解約率の改善、チームの構築支援まで対応する伴走型の営業支援にご興味があれば、ぜひサービス資料をご覧ください。

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情報ソース

本記事の各社情報は、各社の公式サイトの公開情報(2026年10月1日時点)を基に作成しています。

セイヤク / セレブリックス / ハジマリ / パーソルマーケティング / コムレイズ・インキュベート

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SalesMedia 編集部

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