
インサイドセールスの効率化におすすめのツールを紹介!目的別ツール12選

インサイドセールスは、リード育成から商談化までを担う重要なポジションですが、
業務が増えるにつれて「対応の抜け漏れ」「情報共有の遅れ」「管理工数の増加」といった課題が生じやすくなります。
こうした非効率を解消し、生産性を高めるために欠かせないのがツールの活用です。
顧客情報の一元管理やKPIの可視化、架電や商談の自動記録などを仕組み化することで、
担当者の属人的な作業を減らし、組織全体で安定した成果を出せるようになります。
現在様々な企業からSFA(Sales Force Automation)やMAツール(Marketing Automation)
と呼ばれる営業支援ツールがリリースされていますので、価格や機能など自社にあったツールを選定しましょう。
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インサイドセールスにおすすめの営業支援ツール
種類別のおすすめツールを厳選して紹介します。
機能やコストなど自社の状況に最適なツールをご検討ください。
リードの育成を強化したい:MAツール
Account Engagement(アカウントエンゲージメント)
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型MAツールです。
旧製品名のPardot(パードット)から名称が変わりました。
SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)において世界トップシェアを誇ります。
同社のSFAシステムである「Sales Cloud」と連携することにより、
見込み客の創出や育成を包括的に管理することが可能です。
おすすめのサービス形態 | BtoB |
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他システムの連携 | CRMやSFAシステムとの連携が可能 |
費用 | 月額費用150,000円~ |
URL | www.salesforce.com |
Marketo Engage(マルケト エンゲージ)
アドビ株式会社が提供するMAツールです。
「BtoB」「BtoC」問わず全世界で5,000社以上の導入実績があります。
日本国内でも、大企業からスタートアップまで業界や業種を問わずに広く導入されています。
おすすめのサービス形態 | BtoB・BtoC |
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他システムの連携 | CRMシステムとの連携が可能 |
費用 | 個別見積もり |
URL | https://marketo.com/ |
SATORI(サトリ)
株式会社SATORIが提供する国産のMAツールです。
800社以上の導入実績があり、国産ならではの迅速なサポート体制が整っています。
また、匿名リードのデータ管理や蓄積も可能な「アンノウンマーケティング機能」を搭載し、
実名リード獲得への施策を打てるという特長がある。
おすすめのサービス形態 | BtoB・BtoC |
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他システムの連携 | kintone・Salesforce Sales Cloudなど |
費用 | 初期費用30万円~・月額費用14.8万円~ |
URL | https://satori.marketing |
Marketing hub(マーケティングハブ)
コンテンツの作成・リードへの転換・ROIの測定までできる、
統合型のマーケティングプラットフォームです。
営業効率化を図る「Sales hub」とカスタマーサポートの支援をする
「Service hub」との連携を行うことが可能です。
おすすめのサービス形態 | BtoB・BtoC |
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他システムの連携 | CRM・SFAシステムとの連携可能 |
費用 | 月額費用6,000円~(Starterプラン) |
URL | www.hubspot.jp |
営業活動の管理・分析を強化したい:SFA
BALES CLOUD(ベイルズクラウド)
スマートキャンプ株式会社が提供するSFAツールです。
Excelやスプレッドシートに近い画面で誰でも簡単に操作できるのが特徴です。
ワンクリック発信機能やコール活動分析機能を備えているため、営業活動の効率化や可視化が可能です。
機能 | 顧客管理・電話発信・メール配信・ToDo管理・他システム連携 等 |
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提供形態 | クラウド |
費用 | 直接お問い合わせください |
URL | https://bales.smartcamp.co.jp/bales-cloud |
SalesCloud(セールスクラウド)
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するSFAツールです。
世界トップシェアを誇るSFAで、非常に多機能なツールです。
多くの基幹システムやMA(マーケティング・オートメーション)との連携が可能な点が特徴です。
機能 | 顧客管理・案件管理・見込み客管理・レポート機能 ダッシュボード機能・売上予測・モバイル対応・メール連携 等 |
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提供形態 | クラウド |
費用 | 月額費用3,000円~ |
URL | www.salesforce.com |
Senses(センシーズ)
株式会社マツリカが提供するSFAツールです。
人間工学に基づき使いやすく設計されたUI/UXが特徴で、情報入力の自動化機能により、
営業データが効率よく蓄積され、簡単にデータを分析することが可能です。
機能 | 顧客管理・案件管理・行動管理・メール連携・レポート機能 モバイル対応・企業データベース保有 等 |
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提供形態 | クラウド |
費用 | 月額費用25,000円~ |
URL | https://product-senses.mazrica.com |
Knowledge suite (ナレッジ・スイート)
Knowledge suite (ナレッジ・スイート)は、純国産のSFAツールです。
データ蓄積量に応じて、利用した分だけ支払う従量課金型なので、
アカウント数は無制限で利用が可能です。
機能 | 顧客管理・案件管理・行動管理・目標管理 レポート機能・他システム連携 等 |
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提供形態 | クラウド |
費用 | 月額費用6,000円~ |
URL | https://ksj.co.jp |
ウェブ商談の訴求力を高めたい:ウェブ商談ツール
ZOOM (ズーム)
Zoomビデオコミュニケーションズが提供するWeb会議システムです。
1対1のコミュニケーションはもちろん、
オプション追加で最大1,000人までミーティングに参加することが可能です。
機能 | 会議の録画・録音(無料版はPCのみ)・画面共有・チャット機能 ホワイトボード ・カレンダーとの同期・slackとの連携 等 |
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費用 | 無料プラン以外に3つの有料プラン |
URL | https://zoom.us |
bellFace(ベルフェイス)
ベルフェイスが提供するbellFaceはBtoBの営業に特化したオンライン提案システムです。
電話回線を使用するのが特徴で、
どのブラウザからでも電話回線を利用して迅速に接続することができます。
資料共有機能やスクリプト機能が備わっており、インサイドセールスにも適しています。
機能 | 録画・録音・画面共有・シンクロプレゼンテーション機能 トークスクリプト機能・CRM連携 等 |
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費用 | 初期費用+月額費用(定額) ※利用ID数により月額費用が変動 |
URL | https://bell-face.com |
架電・通話業務を効率化したい:CTIツール
pickupon(ピクポン)
pickuponは、通話をAIが自動で解析し、要点や顧客情報を抽出・記録・活用できる次世代型IP電話プラットフォームです。
SFA/CRMやSlackと連携し、入力作業を削減しながら情報を共有できるだけでなく、通話内容から重要な発言や顧客の感情・課題をリアルタイムで要約し、担当者がすぐに活用できる形に整理します。
さらに、解約リスクを検知する「Churn Patrol」も搭載しており、営業活動の効率化や顧客対応の強化に活用できます。
機能 | 通話の自動文字起こし・要約・顧客プロファイル生成 SFA/CRM・チャットツール連携 解約リスク検知(Churn Patrol) 等 |
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費用 | 初期費用+月額費用(利用席数・プランにより変動) ※詳細は要問い合わせ |
URL | https://pickupon.io/ |
MiiTel(ミーテル)
MiiTelは、音声解析AIを搭載したCTIツールです。
通話の文字起こしや話速・沈黙時間などを自動で可視化し、会話の改善や営業スキル向上に活用できます。
教育・マネジメントにも利用でき、データに基づいた営業体制の強化を支援します。
機能 | 通話の文字起こし・分析 話速・沈黙率など会話データの可視化 SFA/CRMとの連携 等 |
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費用 | 初期費用+月額費用(利用ID数により変動) ※詳細は要問い合わせ |
URL | https://miitel.com/ |
インサイドセールスとは
インサイドセールスとは、見込み顧客(リード)に対して、
メール・電話・ウェブ会議ツールなどを活用しながら、非対面を行う内勤型の営業手法です。
主に、見込み顧客の課題ヒアリングやニーズ把握を行い、
受注見込みが高まったリードをフィールドセールス(外勤営業)へパスするまでが役割となります。
インサイドセールスについては以下の記事でも詳しく解説しています。
【2025版】インサイドセールスとは?基礎知識やメリット・特徴・役割を解説
営業支援ツールについて
以下の図で示しているように、インサイドセールスの各業務において、用いられるツールが異なります。
ここでは、各ツールの特徴を確認していきましょう。
MAツール
MA(マーケティングオートメーション)ツールは、
新規顧客の獲得や見込み顧客の育成などマーケティング施策をサポートするためのツールです。
メールの一斉配信のほか、
見込み顧客に対し最適なコンテンツを最適なタイミングで提供することができ、
顧客との関係構築を促進します。
MAツールのメリット
- 顧客の行動や状況に合わせてメール配信を自動化できる
- マーケティング業務の生産性向上につながる
- 顧客の特性分析に活用できる
SFA
SFAとはSales Force Automationの略で、
営業活動の管理・分析を目的とし、
行動管理や目標管理のほか、顧客情報や案件管理などの機能を備えています。
営業活動を可視化することで、情報の精度を高めたり営業活動の効率アップにつなげる事が可能です。
SFAのメリット
- 営業活動を可視化でき効率化できる
- 顧客データの分析がしやすい
- データを一元管理できる
ウェブ商談ツール
ウェブでの商談は対面よりも顧客の心的ハードルが低く、アポイントの獲得がしやすい傾向にあります。
現在様々なウェブ商談ツールがリリースされており、
ファイル共有機能・レポート機能・顧客データの管理機能を持ったものなど様々です。
ウェブ商談ツールのメリット
- アポイントの獲得がしやすい
- 録音と録画ができ営業活動の記録や共有に役立つ
- 顧客データの蓄積や分析にも使える
CTIツール
CTIとはComputer Telephony Integrationの略で、電話とPCを連携させて通話業務を効率化するための仕組みです。
発着信の履歴や顧客情報を自動で表示したり、通話内容を文字起こしして記録・共有できるため、
架電効率の向上や情報の属人化防止に役立ちます。
CTIツールのメリット
- 通話記録を自動化でき、入力作業の手間を削減できる
- 顧客ごとの会話履歴を可視化し、共有・分析がしやすい
- 営業活動の効率化や顧客対応品質の向上につなげられる
ツールの選定に必要なポイント
営業支援ツールを選ぶにあたり重要なポイントは、大きく分けて3つです。
- コスト
- 機能
- 使いやすさ
標準的に装備されている機能だけではなく、
製品ごとに特長としている機能もチェックする必要があります。
ただし、多機能だからといって自社にとって使いやすいとは限りません。
ツールの設定・構築にはそれなりのITリテラシーが必要な場合もあり、
製品によってはプログラミングに近い知識が必要だったりなど、
多機能ゆえに使いこなすのが難しいものもあります。
複雑な設定や管理ができる人員を社内で配置できない場合は、
サポート体制の手厚いものや仕組みが複雑でないものを選択した方が無難と言えます。
また、システムの浸透と定着が重要なので、
使用する人数が多い場合は操作が直感的でわかりやすいものを選ぶのも選択肢のひとつです。
他のシステムと連動して使用することを想定している場合、
データの互換性なども加味して考える必要があります。
さらに、ツールによってスマートフォンでの使用ができるものとできないものがあるので、
自社の営業活動のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
最後に
営業支援ツールは効率化の強い味方ですが、エクセルとの二重管理で工数が増えたり、データが活用されなかったり、操作が複雑で定着しなかったりと、社内の運用体制次第で効果が限定されてしまうこともあります。
こうした事態を防ぐためには、事前にデモやトライアルを確認し、実際の業務フローで使えるかどうかを確かめることが大切です。
自社の営業スタイルや人員体制に合ったツールを選び、定着まで設計をすることで、インサイドセールスの効率化を進めましょう。
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SalesMedia 編集部
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