IT商材に強い営業代行会社10選|メリットや注意点・選び方も解説
IT商材の営業代行とは、SaaS・クラウド・ITサービスなど専門性の高い法人向け商材の営業活動について、一部または全部を外部の専門チームに委託するサービスです。
候補を比べるときは、料金の高低より先に、任せたい工程の範囲と、担当者が商材を理解するまでの前提を揃えておくと判断がぶれにくくなります。
技術的な説明や導入後の運用イメージまで求められる商材では、アポイントの件数だけで成果を測れない場面も出てくるでしょう。
自社の状況ごとに、公開情報から条件が合いやすい会社を挙げると次のとおりです。
- 営業プロセスの設計から実行までを一体で任せたい → セイヤク(固定報酬型)
- IT営業の経験者にエンタープライズ開拓を任せたい → 3MA(柔軟な報酬体系)
- 新規事業のPMF検証から拡販まで伴走してほしい → プロセルトラクション(個別見積)
- 低コストでSaaS商材の営業を立ち上げたい → セールスドライブ(月額15万円〜)
営業代行会社選定でお困りならまずはご相談ください
『セイヤク』では、予算に応じた運営規模のご提案や各種相談に対応しています。「どの料金形態が適しているか分からない」「何から手を付ければいいか分からない」という場合も、お気軽にお問い合わせください。これまでの代行実績をもとに、貴社に合ったプランをご案内します。
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IT商材の営業代行の費用相場は、任せる工程の広さで変わる
IT商材の営業代行で使われる料金形態は、固定報酬型、成果報酬型、コール課金型に大きく分かれます。
専任1名相当の体制を組む固定報酬型は月50〜70万円程度が一般的な水準で、戦略設計や複数名のチーム編成まで含めると月100万円を超えることもあるでしょう。
成果報酬型はアポイント1件あたり1万〜3万円前後になります。
IT商材を扱う営業代行で金額が動きやすいのは、商材理解にかかる準備の量と、接触する相手の役職です。
クラウドやセキュリティのように前提知識が必要な領域では、稼働前の研修やスクリプト設計に工数がかかります。
また、情報システム部門の担当者ではなく、事業責任者や役員を狙う場合は、成果報酬型で1件3万〜5万円以上に設定されることもあるでしょう。
初期費用やリスト作成費が別建ての会社もあるため、見積もりは総額で比べてください。
固定報酬型は専任1名あたり月50〜70万円、商材理解を前提にした体制に向く
固定報酬型は、月額の費用を決めたうえで、その枠内で営業活動と改善を継続して任せる形態です。
アポイントの件数によって費用は増減せず、商材の学習やトークの作り込みに時間を使っても費用が跳ね上がることはありません。
また、導入の検討に情報システム部門と事業部門の双方が関わるような複雑な商材では、固定報酬型でなければ運用が成り立ちにくい部分もあるでしょう。
注意したいのは、稼働の中身を確認しないまま契約を更新し続けると、費用に見合う改善が起きているか判断できなくなる点です。
接続率や商談化率、失注理由の分類といった指標を最初に取り決め、定例の場で推移を確認する運用が前提になります。
成果報酬型はアポイント1件1万〜3万円前後、新規開拓の母数を広げる段階に合う
成果報酬型では、獲得したアポイントや商談の件数に応じて費用を支払います。
成果がなければ費用は発生しないため、リリースしたばかりのSaaSで市場の反応を見たい段階や、営業人員が足りず商談の母数を急いで増やしたい段階で選ばれることが多い形態です。
一方、IT商材では、アポイントが取れても導入の判断に至らない相手が混ざりやすいという事情があります。
すでに競合製品を導入済みの企業や、検討時期が先の企業がその典型です。
業種や従業員規模、面談する役職、確認してほしいヒアリング項目を契約前に書面で決めておくと、成果として数える対象を自社の基準にそろえられます。
IT商材に強い営業代行会社10社 比較表
以下の比較表は、各社の公式サイトの公開情報を基に作成しています(2026年9月28日時点)。非公開の項目は「-」表記です。
※横にスクロールできます →
情報ソース
- セイヤク公式サイト
- ネオキャリア公式サイト
- セレブリックス公式サイト
- 3MA公式サイト
- BCC公式サイト
- インプレックスアンドカンパニー公式サイト
- プロセルトラクション公式サイト
- コンフィデンス公式サイト
- アップセルテクノロジィーズ公式サイト
- セールスドライブ公式サイト
※各社の公式サイト(2026年9月28日時点の公開情報)を基に作成しています。
※料金の詳細は各社へお問い合わせください。
※情報は各社公式サイトの公開情報に基づいています。最新情報は公式サイトでご確認ください。
IT/SaaS業界に強い営業代行会社10社比較一覧
IT商材の営業代行は、会社ごとに得意とする支援の領域が大きく異なります。
同じ「IT営業に強い」という表現でも、アポイント創出に特化した支援もあれば、営業戦略の設計から組織構築、カスタマーサクセスまで含めた一気通貫の支援もあり、期待できる成果は別物です。
ここからは10社の公開情報を1社ずつ整理していきます。
掲載対象は、2026年9月28日時点で各社の公式サイトに記載がある数値と対応範囲のみです。
料金や実績の数字だけで比べるのではなく、IT商材特有の営業課題に対してどこまで踏み込む会社かという視点で確認してみてください。
会社の優劣を示すものではありません。
セイヤク
『セイヤク』は、株式会社ウィルオブ・ワークが運営するBtoB特化の営業代行サービスです。営業リストの作成からアポイント獲得、商談対応、クロージングまでを守備範囲とし、インサイドセールス代行/フィールドセールス代行/カスタマーサクセス代行/テレアポ代行/営業研修を、必要な工程だけ切り出して依頼できます。
詳細はこちら:BtoB特化の営業代行サービス『セイヤク』
IT商材との接点がわかりやすいのは、公式サイトで公開されている導入事例です。社内業務のDX化システムを扱うSIerでは展示会で獲得したリードの休眠化、調剤薬局向けの業務システムでは立ち上げ期の中小薬局や個店の開拓不足、法人向けの駐車場管理サービスでは決裁層へのアプローチ不足が、それぞれ相談の起点として挙げられています。契約後は、正社員中心のメンバーを案件ごとに固定配置するため、仕様や競合との違いを理解したうえで活動を継続でき、担当者の入れ替わりによる説明品質のばらつきも抑えやすい体制です。
費用はアサイン人数や対応範囲、稼働時間、必要な専門スキルによって決まる設計で、料金は1名60〜65万円/月(3名体制で約200万円程度)。契約から稼働開始までの目安は1〜2か月で、初期はKPI設計やリスト整備、トークのすり合わせに時間を充てる想定です。26年間で2,800社を超える取引実績と全国50拠点以上の人材基盤があるため、商材理解を前提にした専任チームを継続して確保したい場合に検討しやすいでしょう。
【セイヤクの公開情報】
- 26年間で2,800社を超える取引実績と、全国50拠点以上の人材基盤
- 独自の研修を受けた正社員人材を、案件ごとに固定配置
- SIer/医療SaaS/モビリティSaaSなど、IT商材の導入事例を公開
| 代行内容 | 営業代行/インサイドセールス代行/フィールドセールス代行/カスタマーサクセス代行/テレアポ代行/営業研修 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 1名60〜65万円/月(3名体制で約200万円程度) ※成果報酬型については要相談 |
| 人材・体制 | 正社員中心のメンバーを案件ごとに固定配置した専任チーム |
| 取引実績 | 2,800社以上(26年間) |
| IT/SaaS領域の公開情報 | SIer・医療SaaS・モビリティSaaSの導入事例を掲載 |
出典: セイヤク公式サイト(2026年9月28日時点)
ネオキャリア
株式会社ネオキャリアは、営業代行サービス「ネオシェア」として、営業戦略の立案から市場分析、リスト作成、トークスクリプトの作成、アポイント獲得、商談とクロージングまでを提供しています。上流の設計と現場の実行を同じ会社に任せられるため、戦略だけが先行して実行が追いつかない状態を避けやすい構成です。
IT商材の実績は、公開されている過去の支援商材から読み取れます。ソフトウェア(SaaS)・ITをはじめ、Web制作・Web広告、通信やインフラといった領域が並び、業務例はMAツールのリード獲得、人事・経理管理システムの商談設定、IaaSの商談獲得から商談対応までさまざまです。独自に契約するインテントデータツールでWeb上の行動履歴を分析し、いまアプローチすべき企業を絞り込む進め方も特徴といえるでしょう。
料金は3つのプランに分かれます。新規リードの獲得を重視するトライアルプランは初期費用10万円からと月額30万円から、リードの精査や育成まで含むスタンダードプランは初期費用15万円からと月額50万円からという設定です。成果が見込めると確認してから投資したい場合には、成果報酬を組み合わせたうえで安定後に固定へ切り替えるBizDevプランも用意されています。稼働開始までは研修を含めて15営業日程度が目安です。人材会社の採用力を背景に直接雇用のメンバーが多く在籍する点も、品質を安定させる背景として公開されています。
【ネオキャリアの公開情報】
- 取引実績3,500社以上。稼働開始までの目安は15営業日程度
- インテントデータを活用し、いまアプローチすべき企業を可視化
- 過去の支援商材にソフトウェア(SaaS)・IT、MAツール、IaaSなどを掲載
| 代行内容 | 営業戦略立案/市場分析/営業リスト作成/トークスクリプト作成/アポイント獲得/商談・クロージング |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 固定報酬型/トライアル 初期10万円〜・月30万円〜、スタンダード 初期15万円〜・月50万円〜 ※BizDevプランは成果報酬を併用 |
| 人材・体制 | 直接雇用メンバーが多く在籍。各地に自社コールセンターを配置 |
| 取引実績 | 3,500社以上 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | ソフトウェア(SaaS)・IT、MAツール、IaaSなどの支援実績を掲載 |
出典: ネオキャリア公式サイト(2026年9月28日時点)
セレブリックス
株式会社セレブリックスは、28年間で1,400社・12,700サービスの営業支援を手がけてきた営業代行会社です。膨大なセールスログから成功確度の高い進め方を抽出し、コンサルティングセールスプロセスとして体系化している点を前面に打ち出しています。
特定の業界に限定せず、リード獲得から受注までを幅広く引き受ける設計です。公式サイトでは、対面からオンラインへの商談の切り替えが進まない、デジタルツールを導入したものの活用できていない、リードは取れているが以降の対応が仕組み化できていないといった課題が例示されており、SaaSやITサービスの営業部門が直面しやすい論点と重なります。
人材面では、独自のアセスメント評価をもとに訓練を重ね、認定資格を取得したセールスパーソンが担当する仕組みです。担当者が替わっても一定の水準を保てるよう設計されているため、属人的な営業から脱却して型を残したい企業と相性がよいでしょう。蓄積された商談や受注のログは営業総合研究所で分析・研究され、メソッドの更新に還元されています。料金は公式サイトに記載がないため、支援範囲を提示したうえで見積もりを取る流れです。
【セレブリックスの公開情報】
- 28年間で1,400社・12,700サービスの営業支援実績
- コンサルティングセールスプロセスとして成功確度の高い手法を体系化
- 独自のアセスメント評価と認定資格を前提とした人材配置
| 代行内容 | リード獲得から受注までの営業支援/営業戦略・戦術の設計/セールスイネーブルメント/研修 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要問合せ(公式サイトに金額の記載なし) |
| 人材・体制 | 独自のアセスメント評価と認定資格を持つセールスパーソン |
| 取引実績 | 1,400社/12,700サービス |
| IT/SaaS領域の公開情報 | オンライン商談への移行やデジタルツール活用の課題に対応 |
出典: セレブリックス公式サイト(2026年9月28日時点)
3MA
株式会社3MAは、IT営業プロフェッショナル集団を掲げ、営業の企画から実行までをワンストップで支援する会社です。提供しているのは、営業戦略の策定、インサイドセールス支援(SDR・BDR)、フィールドセールス支援、営業組織構築支援で、IT・コンサルティングサービスを中心とした案件を対象としています。
人材の要件が明確な点は、商材理解を重視する企業にとって判断材料になるでしょう。公式サイトでは、IT営業経験者を採用したうえでロープレ試験を必ず実施して厳選すること、IT営業出身の案件管理者が常駐して稼働の質を担保することが明記されています。アプローチもコールに限らず、SNSや手紙を含めた複数の手段から、本当に会うべき相手を特定する設計です。
公開されている支援事例では、クラウドセキュリティSaaSを提供する企業の新規開拓で、専門分野を1週間でキャッチアップし、東証プライム上場企業の部長クラスとのアポイントを供給したと紹介されています。データ活用のDXコンサルティング領域で0からBDR組織を立ち上げた事例も、公開されている実績のひとつです。料金は状況に応じた柔軟な報酬体系とされ、金額の公開はありません。稼働後は2週間に1度程度の定例で報告を受けながら、現場の仮説検証を蓄積していく運用です。
【3MAの公開情報】
- IT営業経験者を採用し、ロープレ試験を実施したうえで配置
- IT営業出身の案件管理者が常駐し、稼働の質を担保
- クラウドセキュリティSaaSやDXコンサルティング領域の支援事例を公開
| 代行内容 | 営業戦略策定/インサイドセールス支援(SDR・BDR)/フィールドセールス支援/営業組織構築支援 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 柔軟な報酬体系(公式サイトに金額の記載なし) |
| 人材・体制 | IT営業経験者を採用しロープレ試験を実施。IT営業出身の案件管理者が常駐 |
| 取引実績 | -(公開情報なし) |
| IT/SaaS領域の公開情報 | IT・コンサルティングサービスを中心に支援。エンタープライズ開拓の事例を掲載 |
出典: 3MA公式サイト(2026年9月28日時点)
BCC
BCC株式会社は、2002年の創業時からIT営業に着目し、IT営業アウトソーシング事業を展開してきた会社です。2005年には大手IT企業向けのIT営業人材派遣を中心とする事業を立ち上げ、2021年には東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ上場しています。
支援の中心にあるのは、独自の教育プログラム「BCC-LaPTプログラム」です。見積もりを提示するだけの営業ではなく、顧客の課題に向き合って最適なITソリューションを提案できる人材を育てる目的で設計されており、このプログラムを修了した人材が現場に入ります。対応するポジションはパートナー営業/インサイドセールス/フィールドセールス/ルート営業/アカウント営業/営業事務と幅広く、自社のIT営業組織に外部人材を組み込む形での体制強化という使い方もできるでしょう。
もう一方の柱は、中堅・中小企業向けのネットワーク構築を中心としたソリューション提供です。創業から1,200社以上のネットワークインフラ環境の最適化を手がけてきたと公開されており、IT営業を学びながら現場でソリューションを提供する循環が、人材育成の土台になっています。営業代行としての料金は公開されていないため、依頼するポジションと期間を整理したうえで相談する流れです。
【BCCの公開情報】
- 2002年創業。IT営業アウトソーシングの先駆者として事業を展開
- 独自の教育プログラム「BCC-LaPTプログラム」の修了者を配置
- ネットワークソリューションでは創業から1,200社以上の実績
| 代行内容 | IT営業アウトソーシング(パートナー営業/IS/FS/ルート営業/アカウント営業/営業事務) |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要問合せ(公式サイトに金額の記載なし) |
| 人材・体制 | 独自の教育プログラム「BCC-LaPTプログラム」の修了者 |
| 取引実績 | -(公開情報なし)※ネットワークソリューションは創業から1,200社以上 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | 大手・中堅IT企業向けのIT営業人材派遣に特化。2021年に東証グロース市場へ上場 |
出典: BCC公式サイト(2026年9月28日時点)
インプレックスアンドカンパニー
インプレックス アンド カンパニー株式会社は、営業コンサルティングと営業代行の両方を担うハンズオン型のパートナーを掲げています。実働のリソース、組織設計とマネジメント、AIを含むテクノロジーの3つを組み合わせ、戦略の設計から育成、現場の実行までを一体で引き受ける構成です。
メニューは領域ごとに分かれており、営業コンサルティングではAI-SDRやABMの運用支援、営業アセスメント、営業組織の生産性向上が並びます。営業アウトソーシングでは新規事業やSMB向けなどカテゴリー別の体制を用意し、チャネルセールスや研修まで対応範囲に含めた構成です。営業組織を社内につくるのではなく、必要なときに使うという考え方を打ち出している点が特徴といえるでしょう。
IT商材との関わりが見えるのは、公開されている顧客事例です。通信大手のインサイドセールス立ち上げをハンズオン型のコンサルティングで支援した事例、建設業向けSaaSを展開するスタートアップの急成長を営業アウトソースで支えた事例、クラウド録画サービスを提供する企業で戦略的なSDR組織の立ち上げを担った事例などが掲載されています。料金は公開されていないため、依頼したい領域を絞ってから見積もりを取るのが現実的です。
【インプレックスアンドカンパニーの公開情報】
- 営業コンサルティングと営業代行を一体で提供するハンズオン型の支援
- リソース・マネジメント・テクノロジー(AI)の3軸で営業組織改革を支援
- 通信大手やSaaS企業のインサイドセールス立ち上げ事例を公開
| 代行内容 | 営業コンサルティング(AI-SDR/ABM等)/営業アウトソーシング/人材リソース/チャネルセールス/研修 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要問合せ(公式サイトに金額の記載なし) |
| 人材・体制 | -(公開情報なし) |
| 取引実績 | -(公開情報なし) |
| IT/SaaS領域の公開情報 | 通信大手のIS立ち上げ、SaaS企業のSDR組織構築などの事例を掲載 |
出典: インプレックスアンドカンパニー公式サイト(2026年9月28日時点)
プロセルトラクション
株式会社プロセルトラクションは、BtoB事業に特化したセールスとマーケティングの支援会社です。新規事業の立ち上げからグロース、スケールまでと、既存事業の営業生産性の改善という2つの入り口を用意し、事業フェーズに応じて支援範囲を組み替える進め方を採っています。
対応できる手法の幅が広い点も特徴です。営業リスト作成、テレアポ代行(BDR)、フォーム営業、セールスレター、インバウンドマーケティングといったリード獲得の手段に加え、SDRによる商談化、フィールドセールス、カスタマーサクセス、代理店開拓、CRM・SFAの導入と定着支援まで自社で実行します。リストの精緻化や通話録音の解析といった工程には、自社で開発したAIを組み込む設計です。
実績は、2021年4月の設立以来で支援事業実績300件以上、契約継続率90%超と公開されています。担当するのは自社の営業組織に所属するメンバーで、立ち上げ時には商材理解度のチェックテストで基準を満たすことを条件としているため、担当者が交代しても品質を保ちやすい設計です。料金は手法や件数、期間、体制、AIの活用範囲に応じた個別見積で、最低契約期間は原則3か月とされています。SaaSやAIを含むBtoB商材で、勝ち筋を検証しながら拡販まで進めたい場合に検討しやすいでしょう。
【プロセルトラクションの公開情報】
- 2021年4月の設立以来、支援事業実績300件以上/契約継続率90%超
- リード獲得から受注、定着・拡販、代理店開拓までを自社で実行
- 立ち上げ時に商材理解度チェックテストの基準を設定
| 代行内容 | 営業リスト作成/テレアポ(BDR)/フォーム営業/SDR/フィールドセールス/カスタマーサクセス/代理店開拓/CRM・SFA導入支援 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要問合せ(手法・件数・期間・体制・AI活用範囲に応じた個別見積)。最低契約期間は原則3か月 |
| 人材・体制 | BtoBのセールスとマーケティング経験者。商材理解度チェックテストを設定 |
| 取引実績 | 支援事業実績300件以上 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | SaaS・AI・広告・HR領域に対応。自社開発のAIを支援工程で活用 |
出典: プロセルトラクション公式サイト(2026年9月28日時点)
コンフィデンス
株式会社コンフィデンスは、1998年から営業代行を手がけてきた会社で、単なる営業の代行ではなく、事業戦略やマーケティングの課題解決までを射程に置いています。提供するのは新規事業代行/営業一括代行/事業再構築代行の3つで、マーケティング戦略の策定から営業活動の実行、効果検証までを一続きで担う設計です。
対象としているのは法人向けの無形商材で、公式サイトでは、ライフサイクルの短いIT・Web・サービス業は新規事業が多く、それらが実績の大半を占めると説明されています。技術開発が起点でマーケティングの組み立てが追いついていない事業や、市場に受け入れられた後に営業組織をこれから作る企業が、主な対象です。
商談やクロージング、提案までを自社のプレイヤーが実施することを一般的な営業代行との違いとして挙げており、顧客の反応を直接拾ってマーケティングのPDCAに戻す流れを重視しています。人材は課題解決型営業の研修を初年度に約200時間受ける前提で育成され、マネージャーは立ち上げ期の手順を整理した独自のメソッドを共有する体制です。累計1,100社を超える導入実績があり、事業立ち上げ後に自社の営業組織へ移行する出口まで想定して設計したい場合に向くでしょう。料金は公開されていません。
【コンフィデンスの公開情報】
- 1998年から営業代行を展開。累計1,100社を超える導入実績
- 商談・クロージング・提案までを自社のプレイヤーが担当
- 法人向け無形商材が中心で、IT・Web・サービス業の新規事業が大半
| 代行内容 | 新規事業代行/営業一括代行/事業再構築代行/IS(テレアポ・ナーチャリング・MA導入コンサルティング) |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要問合せ(公式サイトに金額の記載なし) |
| 人材・体制 | 課題解決型営業の研修を受けたプレイヤーと、立ち上げ経験のあるマネージャー |
| 取引実績 | 累計1,100社超 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | IT・Web・サービス業の新規事業が実績の大半を占めると公開 |
出典: コンフィデンス公式サイト(2026年9月28日時点)
アップセルテクノロジィーズ
アップセルテクノロジィーズ株式会社は、2003年の創業以来、声にまつわるビジネスを軸にインサイドセールスの支援を展開してきた会社です。法人向けのインサイドセールスでは、マーケティングや戦略立案から顧客獲得までを一気通貫で担い、アポイント獲得や商談代行に加えて常駐型の支援にも対応しています。
強みとして公開されているのは、リストの作り方です。Webの行動履歴と企業データベースを掛け合わせたインテントデータに加え、既存顧客の傾向を分析して類推モデルを作成し、成果につながりやすい企業を抽出します。データベースには開発会社/クラウド/データセンター/セキュリティ/SIといったIT分野のタグが設定されており、IT商材のターゲット設計と相性のよい構造です。エンタープライズ開拓では、クラウドやセキュリティの利用状況をヒアリングしながらキーマン情報を蓄積していく長期型の事例も紹介されています。
体制面では、他業務と兼任させず専属のプロジェクトチームを編成する方針で、品質管理チームが音声データを抜き取りでチェックする運用です。初回の契約は1年縛りではなく、獲得量と質が安定しやすい3か月から依頼できるとしています。創業から8,200社を超える支援実績と国内21拠点を持ち、料金は専任契約やリスト単価、従量課金型、成果報酬型など複数の形態から選ぶ設計です。
【アップセルテクノロジィーズの公開情報】
- 2003年創業。8,200社を超える支援実績と国内21拠点
- インテントデータと類推モデルでターゲットリストを作成
- 専属のプロジェクトチームを編成し、品質管理チームが通話をチェック
| 代行内容 | インサイドセールス/ターゲットリスト作成/トークスクリプト作成/業務分析・改善/コールセンター代行 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 要相談(専任契約/リスト単価/従量課金型/成果報酬型)。初回は3か月から |
| 人材・体制 | 貴社専属のプロジェクトチームを編成。品質管理チームが通話をチェック |
| 取引実績 | 8,200社以上 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | IT分野のタグを含む企業データベースとインテントデータを活用 |
出典: アップセルテクノロジィーズ公式サイト(2026年9月28日時点)
セールスドライブ
セールスドライブ株式会社は、IT/SaaS/AIサービスを専門とするオンラインセールスの営業代行会社です。訪問を前提とせずオンラインで完結する営業手法を確立し、日本全国から正社員として採用・育成した人材が支援にあたる体制を公開しています。
主力の伴走型営業代行は、月額15万円から契約期間1か月で利用可能です。費用には、専任のコンサルタントとセールス複数名によるチーム活動に加え、リストやスクリプト、商談マニュアルの作成、営業実務、定例会、営業レポートの作成が含まれます。成果や状況を見ながら人員を増減できるため、月額費用が高額で数か月~1年以上の契約が必要といった条件では踏み切れない立ち上げ期でも着手しやすい設計です。
支援先は、SaaSやAIなどのテクノロジー系スタートアップとコンサルティング事業を展開する成長企業が中心で、50プロジェクト以上の実績が公開されています。すでに営業の型が決まっているサービスだけでなく、これから市場をつくる段階のサービスも対象としている点は、新規性の高いIT商材を扱う企業にとって判断材料になるでしょう。契約後は最短2週間で営業活動を開始でき、ほかに成果報酬型やレベニューシェア型の営業代行も選べます。
【セールスドライブの公開情報】
- 伴走型営業代行は月額15万円から、契約期間1か月から利用可能
- 支援メンバーは全員正社員。コンサルタントとセールスのチームで担当
- SaaS/AIを中心とした成長企業で50プロジェクト以上の支援実績
| 代行内容 | インサイドセールス/フィールドセールス/オンラインセールス/営業戦略設計 |
|---|---|
| 料金形態・料金目安 | 月額制/伴走型営業代行は月額15万円〜(契約期間1か月〜) ※成果報酬型・レベニューシェア型にも対応 |
| 人材・体制 | 全員が正社員。コンサルタント1名とセールス1名以上のチームで担当 |
| 取引実績 | 50プロジェクト以上 |
| IT/SaaS領域の公開情報 | IT/SaaS/AI領域に専門特化。オンラインセールスを主軸に展開 |
出典: セールスドライブ公式サイト(2026年9月28日時点)
IT商材の営業代行とは
IT商材の営業代行とは、SaaS・クラウド・ITサービスなど専門性の高い法人向け商材の営業活動について、一部または全部を外部の専門チームに委託するサービスです。架電やアポイントの獲得だけでなく、ターゲットリストの作成やトークスクリプトの設計、商談後の定着支援まで任せられる会社もあります。
一般的な営業代行と比べて特徴的なのは、製品の仕様や導入後の運用まで説明できる人材が必要になる点です。クラウドやセキュリティのように前提知識が求められる領域では、稼働前の商材理解に工数がかかり、その準備量が費用にも反映されます。検討に情報システム部門と事業部門の双方が関わる商材も多く、アポイントの件数だけでは成果を測りきれない場面も出てくるでしょう。
依頼の形は、リスト作成と架電で商談の母数を確保するものから、営業戦略の設計、フィールドセールス、カスタマーサクセスまでを継続して担うものまで幅があります。この違いが費用にも各社の向き不向きにも直結するため、任せたい工程を先に決めてから候補を絞ることが前提になります。
IT/SaaS業界で営業代行を活用するメリット
IT/SaaS業界で営業代行を活用するメリットとしては、次が挙げられます。
- 専門性の高い営業活動を展開できる
- コストを削減できる
- 柔軟な対応が期待できる
- 自社営業組織の活性化につながる
専門性の高い営業活動を展開できる
IT/SaaS商材では、製品の仕様や導入後の運用まで踏み込んだ説明が求められる場面が多く、一定以上の知識を持つ営業人材が欠かせません。ところが社内の採用だけでその人材を確保しようとすると、募集から戦力化までに相応の時間が必要です。
IT商材の支援実績が豊富な営業代行会社であれば、製品やサービスの前提知識を持つ人材を確保しているため、組織の立ち上げを早め、初回接触の段階から踏み込んだ会話を期待できるでしょう。業界のトレンドや競合の動き、顧客のニーズを理解している会社を選べば、営業戦略の設計そのものにも知見を反映できます。
コストを削減できる
営業代行で体制を立ち上げる場合、自社で採用する場合に発生する求人広告費や面接の工数、入社後の研修費用を抑えられます。社会保険料や賞与を含む固定費を変動費に置き換えられる点も、予算配分の自由度を高める要素です。
市場環境が変わったときの下方修正もしやすくなります。とくにIT/SaaS業界のように製品の入れ替わりが速い領域では、固定費を増やさずに営業リソースを調整できること自体が、経営判断の選択肢を広げる強みになるでしょう。
柔軟な対応が期待できる
技術の進歩や市場環境の変化に合わせて、営業体制も動かす必要があります。営業代行であれば、新製品のローンチや需要の高まる時期には人員を増やし、営業フェーズが変わった段階では減らすといった調整が可能です。
調整の対象は人数だけではありません。反応のあった業種や、刺さった訴求の内容をもとに、ターゲットとトークを組み替えていく作業も継続的に必要です。IT商材の実績が多い会社であれば、稼働開始後に市場の反応を拾いながら、アプローチの方向を修正する提案も期待できるでしょう。
自社営業組織の活性化につながる
さまざまなITサービスの販売を経験してきた会社が加わると、自社にはなかった視点やアプローチが持ち込まれます。トークの組み立てや失注理由の整理の仕方など、社外の型を目にすること自体が、既存メンバーの進め方を見直すきっかけになります。
また、営業活動の一部を外に出せば、自社の社員は難易度の高い商談や既存顧客の深耕といった業務に時間を使うことが可能です。結果として、社内のリソースを成果に直結する領域へ寄せやすくなる点も大きいでしょう。
IT/SaaS業界で営業代行を活用する場合の注意点
IT/SaaS業界で営業代行を活用する場合の注意点としては、以下が挙げられます。
- 円滑なコミュニケーションが難しい
- コストが不明瞭になりやすい
- 品質にばらつきが出る可能性がある
- 人材育成の機会を損失する可能性がある
円滑なコミュニケーションが難しい
営業代行会社は別の組織であるため、情報共有が不足すると、自社の考え方や製品の位置づけが正しく伝わらないまま活動が進むことに。IT商材では、競合製品との違いや導入の前提条件といった細かい情報が商談の成否を分けるため、共有の粒度がそのまま成果を左右してしまいます。
代行側のチームと自社の営業チームで連絡経路が定まっていない場合、顧客からの問い合わせへの反応が遅れ、獲得できたはずの機会を逃すことにもなりかねません。定例の頻度や連絡手段、誰が何を判断するかは、稼働前に決めておきたい項目です。
コストが不明瞭になりやすい
外部に委託すると、自社で営業組織を持つ場合に比べて活動の進捗が見えにくくなります。何にいくらかかっているかが曖昧なままだと予算の管理が難しく、投資の判断も先送りになりがちです。
進捗の可視化と評価の手順を自社で仕組み化できていない場合は、体制づくりの段階から協力してもらえる会社を選ぶとよいでしょう。レポートに含まれる項目と、それが週次か月次かという頻度は、契約前に確認しておきたい部分です。
品質にばらつきが出る可能性がある
委託した営業組織は自社の管理下にないため、活動を細かくマネジメントすることはできません。人材の配置方法も会社によって異なり、固定配置の会社もあれば、担当者が曜日や時間帯で入れ替わる会社もあるでしょう。
入れ替わりが多い体制では、製品知識の習得に毎回時間がかかり、対応する人によって説明の深さが変わります。IT商材ではこの差が顧客の理解度に直結するため、品質の基準を代行会社とすり合わせ、定期的に評価する場を設けることが前提になるでしょう。
人材育成の機会を損失する可能性がある
営業活動の大部分を外部に委託すると、自社で営業組織を育てる機会は減るでしょう。営業組織を持たない戦略であれば問題になりませんが、中長期で内製化を考えている場合は、ノウハウが社内に残らないまま期間だけが過ぎる状態になりかねません。
自社にも知見を蓄積したいのであれば、リソースの補填や成果の供給にとどまらず、活動結果や顧客の声、トークの改善履歴まで共有してもらえる会社を選ぶことが大切です。契約前に、引き渡される資料の範囲と形式を決めておくと安心でしょう。
IT/SaaS業界に強い営業代行会社の選び方
営業代行の利用を成功させる前提は、自社の要件に合う会社を選べるかどうかです。ここでは、IT商材を扱う企業が候補を絞り込む際に見ておきたい観点を整理します。
類似実績は、自社商材に近い分野の支援経験まで確認する
営業代行会社は、得意な業務範囲も業界も異なります。実績を見るときは社数の多さだけで判断せず、自社のサービスと親和性が高いかどうかまで踏み込んで確認しましょう。
具体的に確認しておきたい項目は次のとおりです。
- 業界経験として、類似業界の営業実績がどの程度あるか
- 成功事例として、近い商材でどのような成果を出したか
- 顧客の声として、利用した企業がどう評価しているか
- 業界知識として、IT業界やサービスの構造をどこまで理解しているか
IT/SaaS業界にはクラウド、AI、セキュリティなどさまざまな分野があり、求められる説明の深さも分野ごとに異なります。自社製品に近い実績が多い会社ほど、立ち上げは早く進むでしょう。
サービス内容は、任せたい工程と対応範囲が一致しているかで見る
営業代行は、アポイントの設定までを依頼できる会社もあれば、リード創出から契約締結、その後の定着支援まで任せられる会社もあります。まずは自社が任せたい工程を書き出し、代行会社の対応範囲と突き合わせてください。
人的リソースの提供だけでなく、戦略設計やリスト作成、ノウハウの共有がサービスに含まれている場合もあります。情報提供の頻度や粒度にも差があるため、複数社の内容を並べて比べることが判断の近道です。
料金形態は、成果として数える単位まで含めて比べる
営業代行の料金形態は会社によって異なります。代表的なものは次の2つです。
- 毎月一定の金額が発生し成果による変動がない「固定報酬型」
- 成果の件数に対して費用が発生する「成果報酬型」
適した形態は、商材の特性や求める成果の数によって変わります。金額の比較だけで決めず、何を成果として数えるのか、その条件を満たさない場合はどう扱うのかまで確認しておくと、稼働後の認識のずれを防げるでしょう。
サポート体制は、報告の頻度と内容を具体的に確認する
サポートの手厚さも会社ごとに差があります。営業代行を利用する目的と社内の方針を整理したうえで、必要な支援が受けられる会社を選びましょう。
事前に確認しておきたい項目の一例は次のとおりです。
- 定期的な進捗報告が行われるか
- ノウハウや顧客の声、活動結果など必要な情報が提供されるか
- 人員の増減に対応できる柔軟性があるか
- 問題が起きたときの対応体制が決まっているか
- 自社サービスへのフィードバックを受けられるか
- 改善提案が積極的に行われるか
- 専任の担当者がつくか
人材の雇用形態と研修体制は、商材理解の深さに直結する
IT商材の営業代行では、人材の雇用形態も重要な選定ポイントです。正社員を固定で配置する体制であれば担当者が変わらないため、商材理解が積み上がり、説明の品質も安定しやすいでしょう。
一方、業務委託やアルバイト中心の体制では人員の入れ替わりが起きやすく、専門知識の習得に時間がかかる場合があります。IT商材は技術的な説明が必要になる場面が多いため、どのような雇用形態で人材を配置するのか、商材理解のための研修がどこまで用意されているのかを事前に確認しておくことが大切です。
よくあるお問い合わせ
IT商材の営業代行を検討する段階で、よく確認される質問と回答を整理しました。
IT商材の営業代行とは何ですか?
IT商材の営業代行とは、SaaS・クラウド・ITサービスなど専門性の高い法人向け商材の営業活動について、一部または全部を外部の専門チームに委託するサービスです。一般的な営業代行との違いは、製品の仕様や導入後の運用まで説明できる人材が求められる点にあります。対応範囲はリード獲得、インサイドセールス、商談対応、クロージング、カスタマーサクセスまで幅広く、どの工程を得意とするかは会社ごとに異なります。
IT商材の営業代行の費用相場はどのくらいですか?
料金形態ごとの目安は、専任1名相当の体制を組む固定報酬型で月50〜70万円程度、成果報酬型でアポイント1件1万〜3万円前後、架電量で費用が決まるコール課金型で1コール100〜300円前後です。低額から始められるプランを月額15万円から提供する会社もあり、立ち上げ期であれば小さく始める選択もできます。IT商材は稼働前の商材理解に工数がかかるため、金額の安さだけで選ぶと説明の品質が下がりかねない点には注意が必要です。初期費用やリスト作成費を含めた総額で比べてください。
IT商材の営業代行はどこまで対応してもらえますか?
大きく分けると、アポイント創出に特化した支援と、営業プロセス全体をカバーする支援の2つがあります。前者はリスト作成と架電を中心に商談の母数を確保する役割で、後者は営業戦略の設計からフィールドセールス、カスタマーサクセスまでを継続して担う形です。自社に営業担当者がいて商談は自前で行える場合は前者、営業組織そのものをこれから立ち上げる場合は後者が候補になります。まず任せたい工程を書き出し、その範囲を満たす会社に絞り込むのが出発点です。
IT商材特有の営業代行選びで注意すべき点は何ですか?
確認したいのは、人材の雇用形態が正社員の固定配置か業務委託か、IT業界での営業経験があるか、商材理解のための研修がどこまで用意されているかの3点です。人員の入れ替わりが激しい体制では、商材の学習コストが繰り返し発生し、説明の深さが担当者によって変わります。公開情報では、IT営業の経験者のみを採用してロープレ試験を課す会社や、独自の教育プログラムの修了者を配置する会社もあるため、人材要件が明記されているかを見比べてください。
SaaS商材の営業代行は、ほかのIT商材と何が違いますか?
大きな違いは、契約した時点で成果が確定せず、利用の定着と継続までが売上に関わる点です。そのためSaaS商材では、商談を獲得する力だけでなく、導入後のオンボーディングや利用状況のフォローまで任せられるかどうかが判断材料になります。立ち上げ期であれば、市場に受け入れられるかどうかの検証から伴走できるか、少人数から始められる料金設計かどうかも確認しておきたい点です。拡大期に入れば、人員を増やせる体制か、解約の兆候を早い段階で捉える仕組みがあるかに関心が移ります。自社がいまどの段階にあるのかを整理したうえで、対応できる工程を各社に確認してください。
営業代行を利用しながらIT営業のノウハウを社内に蓄積できますか?
蓄積は可能ですが、契約の設計に左右されます。活動データやナレッジの共有を前提にしている会社であれば、トークスクリプトや失注理由の分類、反応のよかった業種の情報が手元に残る設計です。公開情報の中には、ナレッジの形式知化や標準化を支援の工程に組み込んでいる会社や、一定期間チームに参加してノウハウを引き継ぐ支援を用意する会社もあります。内製化を見据える場合は、活動データの所有権、共有の頻度と形式、引き継ぎ時のサポート範囲を契約前に取り決めておいてください。
IT商材の営業代行はどのタイミングで検討すべきですか?
代表的なのは、新しいIT商材のローンチに合わせて営業体制を短期間で立ち上げたい場合、営業リソースが不足して商談機会の創出が追いついていない場合、そして事業の拡大に伴いエンタープライズ層への新規開拓を加速させたい場合の3つです。IT/SaaS業界は市場環境の変化が速く、採用と育成を待つ間に競合が顧客接点を押さえてしまう場面も起こります。自社で人材を揃える時間がないときに、外部の体制で市場の反応を先に検証するという使い方が現実的でしょう。
固定報酬型と成果報酬型は、IT商材ではどちらを選ぶとよいですか?
判断の基準は、アポイントが取れた時点で営業が前に進むといえるかどうかです。担当者の判断で導入を決められる商材や、まず商談の母数を増やしたい段階であれば、成果報酬型が合いやすいでしょう。情報システム部門と事業部門の双方が検討に関わる商材や、技術的な説明を重ねて理解が進む提案では、稼働量が確保される固定報酬型のほうが運用しやすくなります。どちらを選ぶ場合も、成果として認める条件と、定例で報告される指標を契約前に決めておくことが前提です。
エンタープライズ向けとSMB向けで、外注の切り口はどう変わりますか?
エンタープライズ向けでは、決裁に関わる人数が多く検討期間も長いため、キーマンの特定と複数回の接触を前提にする必要があります。コールだけでなく、手紙やSNSを含む複数の手段を組み合わせる会社もあり、1件あたりの獲得コストは高くても、商談の質を重視できる設計が現実的でしょう。SMB向けでは、オンライン商談で完結する割合が高く、接点の数を確保できるかが成果を分ける要素です。同じIT商材でも必要な体制は変わるため、狙う顧客層を先に定めてから候補を絞ってください。
契約前に支援範囲のずれを防ぐには、何を確認すればいいですか?
確認したいのは、近い商材の支援経験、成果として認める条件の決め方、KPIの設計と改善提案の有無、定例やレポートの頻度、スクリプトや活動ログの引き渡し範囲、顧客情報の管理体制の6点です。とくに成果の条件とKPIの扱いは会社によって差が出ます。この2点が曖昧なまま契約すると、アポイントの件数は積み上がっても受注につながらず、委託を終えた後に自社で運用を再現できない状態に陥りがちです。稼働開始までの日数と最低契約期間もあわせて確認しておきましょう。
まとめ
IT商材の営業代行は、料金の違いよりも、任せられる工程と商材理解の前提で向き不向きが決まる領域です。
アポイントの件数を増やせば前に進む商材もあれば、技術的な説明と複数回の接触を経てようやく検討が進む商材もあり、必要な支援の形は同じではありません。
条件ごとに公開情報から合いやすい会社を挙げると、次のとおりです。
- 営業プロセスの設計から実行までを一体で任せたい → セイヤク(固定報酬型)
- IT営業の経験者にエンタープライズ開拓を任せたい → 3MA(柔軟な報酬体系)
- 新規事業のPMF検証から拡販まで伴走してほしい → プロセルトラクション(個別見積)
- 低コストでSaaS商材の営業を立ち上げたい → セールスドライブ(月額15万円〜)
任せる工程が決まったら、成果として認める条件と、報告される指標を契約前に確認しておくと、稼働後のずれを防げます。料金や最低契約期間、稼働開始までの日数といった最新の情報は、各社の公式サイトでご確認ください。
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情報ソース
本記事の各社情報は、各社の公式サイトの公開情報(2026年9月28日時点)を基に作成しています。
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