社会福祉法人五葉会さま
人材派遣スタッフや外国人人材の受け入れ、介護職の資格支援まで一気通貫でサポートしてもらいました。
- 課題
-
- 人材が集まりにくく、採用してもすぐに辞めてしまう
- 現場で働く職員の資格取得がなかなか進まない
- どのように
解決したか -
- ミャンマーでの現地採用を通じて、意欲的な外国人人材の採用に成功
- 施設実施型の介護資格取得支援サービス「WILLOF ケアアカデミー」を導入し、働きながらでも資格取得がかなう環境を整備
「施設は大きな家族である」を理念に掲げ、デイサービスや訪問介護ステーション、特別養護老人ホームなど介護事業を幅広く展開している社会福祉法人五葉会。
ウィルオブ・ワークとの付き合いは人材派遣スタッフの提供から始まり、2017年からは外国人人材の受け入れサポートを開始。
その後、施設実施型の介護資格取得支援サービス「WILLOF ケアアカデミー」など、長きにわたって施設さまの課題に幅広くご支援させていただいております。
今回は、社会福祉法人五葉会の理事長である戸山 文洋さまにインタビューを実施。ウィルオブ・ワークのサービスを導入するまでの背景や今後期待することなど、詳しくお話を伺いました。ぜひ最後までご覧ください!
「長年のウィルオブとの付き合いや取組みのなかで信頼が積み重なり、幅広く支援をお願いすることにしました」ウィルオブに依頼した背景や今後に期待することとは?
地元密着型で、居宅介護支援から特別養護まで幅広く介護事業を手掛ける。レクリエーションに注力していることが強み
本日はよろしくお願いいたします。まずは、御社の事業内容について教えてください。
さいたま市内で特別養護老人ホームを3施設運営しています。さらに、居宅介護支援やショートステイ、地域包括支援など幅広く介護事業を展開しています。
御社の強みについて伺いたいです。
まず、地元であるさいたま市に貢献したいという気持ちが強い点です。さいたま市内に3つの施設を配置しているほど、「生まれ育った地元に恩返ししたい」という思いは立ち上げ当初から変わっていません。
また、ショートステイや居宅介護支援から特別養護まで、一気通貫で介護をサポートできることも強みです。地域の頼れる存在として、今後もご利用者様とそのご家族様の一助になりたいと常に考えています。
ほかにも、「施設は大きな家族である」という理念のもと、ご利用者様に日々の生活を楽しんでもらえるようなレクリエーション支援に特化しています。
当法人内では「アクティビティケア」とよんでいるレクリエーション専門のチームを発足し、さまざまな企画を考案しています。 例えば、季節の節目を感じられる行事や音楽療法、アニマルセラピー、書道や手工芸、健康体操などレクリエーションの幅は多岐にわたります。
レクリエーションの中身を充実させ、ご利用者様らしくいられる場所づくりに尽力しているのは、当法人ならではの強みではないでしょうか。
安定した人材確保を課題に感じ、ウィルオブ・ワークに依頼することに。外国人スタッフを受け入れたことで、現状打破のきっかけをつかむ
ウィルオブ・ワークの外国人雇用サポートサービスや資格取得支援サービスなど、複数のサービスを導入いただいた背景を教えてください。
当時は、「なかなか人が集まらない」「入職してもすぐに辞めてしまう」などの課題を抱えていました。現状を打破するために、外国人技能実習生の受け入れを検討し始めたところ、ウィルオブ・ワークに出会いました。
外国人人材の受け入れから育成まで、トータルでサポートしていただける点に魅力を感じたことがきっかけです。
外国人スタッフの一期生が入職したころには、お互いに信頼関係を築けていたので、ほかのサービスもお願いしたいと自然に思うようになりました。例えば、介護士の資格取得を支援するスクールです。独自に教育するとなると、工数やコストもかかりますし、何よりリスクも伴います。
とはいえ、資格支援サービスを運営している企業を新たに見つけたとしても、人材の採用と同じく、ミスマッチが生じてしまう可能性もゼロではありません。 その点、信頼関係を築けているウィルオブ・ワークなら、安心しておまかせできます。
施設実施型でスタッフが講習に参加しやすく、また多様なコースを展開していることも決め手となり、お願いすることになりました。
サービス導入前に懸念されていたことや、現場からの意見はありましたか?
外国人人材雇用の支援サービスを導入する前に、現場から多少不安の声があがったのも事実です。もちろん、言葉や文化、価値観の異なる方と一日の大半を過ごすのは現場スタッフなので、不安なこともあったと思います。
ただ、私や現場スタッフ含め、漠然と抱いていた不安よりも、「出身国を離れて日本で働くことを決めてくれた方なら、きっと相応の覚悟をもって、前向きな姿勢で一緒に働いてくれるだろう」という期待感のほうが大きかったですね。
実際に外国人スタッフを受け入れた現在、「あの時決断して本当に良かった」と切に思います。新しいことに挑戦していかないと、現状を打破できないのだと感じました。
外国人スタッフがプライベートを快適に過ごせるように配慮を徹底。資格取得支援サービスは職員のモチベーションアップに大きく貢献しています
外国人スタッフを受け入れる際に、心掛けていたことはありますか?
「外国人だから、こうすれば働きやすいだろう」と働きやすさを押しつけることはしたくありませんでした。外国人、日本人問わず働きやすい環境を整えることが自分の役目だと考えていたからです。
しかし、日本人と同様に、外国人スタッフにもプライベートの時間を快適に過ごせるようにしてあげたいとは考えていました。業務後にご家族と簡単に連絡を取り合えるようにしたり、休日に友人とスムーズに遊びに行けるようにしたりと、不安なく過ごせるように努めていました。
また、これは受け入れ後に気づいたことですが、日本人と外国人スタッフだけでなく、外国人スタッフ同士の人間関係構築もフォローする必要があると感じました。
同じ国籍のスタッフは良くも悪くも細かな言葉のニュアンスが伝わりやすく、疲れているとどうしてもネガティブな言葉が飛び出てしまうことも。
外国人スタッフがストレスをため込まないように、仕事以外の話ができる機会を頻繁に用意したり、日常の些細なことでも相談できる窓口を設けたりなど、今後もフォロー体制を強化していく予定です。
施設出張型の資格取得支援サービスも導入いただいているとも思いますが、そちらはいかがでしょうか?
導入以前は、職場が人手不足で悩んでいるときに、職員にたいして「資格を取得してほしい」と伝えにくく、非常に悩ましい問題でした。
しかし、ウィルオブ・ワークの資格取得支援サービスは、施設内に講師が出張してくれるため、我々としては非常に助かっています。
また、資格取得に向けて頑張っている職員のペースメーカーになってくれている点もありがたいですね。働きながらの資格取得はなかなか難しく、特に最初の一歩を踏み出せない職員も少なくありません。
その点、ウィルオブ・ワークの資格取得支援サービスは、講師の方が職員のモチベーションを上手に高めてくれますし、突発的な要望にも柔軟に対応してもらえて助かりました。
ミャンマーでの現地採用が特に印象深く、信頼関係を築くきっかけに。資格取得支援サービスのアフターフォローは今後も期待
ウィルオブ・ワークとの取組みのなかで、特に印象に残っているエピソードはありますか?
ウィルオブ・ワークのサービスを導入し始めたきっかけでもある、外国人技能実習生の現地採用がとても印象に残っています。
ミャンマーに拠点を置く現地法人の方々が愛情をもって候補者に接している姿を見て、当たり前のことですが、外国人技能実習生と一括りにするのではなく、一人ひとりの意思を尊重しなければならないと改めて気が引き締まりました。
外国人技能実習生にもご家族がいて、きっとわが子が異国の地で働くことを心配しているはずなので、少しでも不安や心配事を減らせるように今後もフォローしていきたいです。
また、現地での採用活動の合間をぬって、ウィルオブ・ワークの営業担当の方と介護業界の展望や互いの価値観について、熱く語れたことも印象に残っています。熱意をもって対応してくれていることが伝わりましたし、信頼してまかせたいという気持ちが強くなりましたね。
外国人技能実習生の採用を皮切りに、ウィルオブ・ワークとは長くお付き合いさせてもらっています。
ウィルオブ・ワークが会社として大きくなっていく姿を間近で見てきて、より信頼度も高まりましたし、心強さも感じています。今後もより良くなっていく企業とお取組みができて嬉しい限りです。
今後、ウィルオブ・ワークのサービスに期待することはありますか?
資格取得支援サービスでいえば、アフターフォローをより充実してもらえるとうれしいですね。例えば、資格を取得した後、講師の方と定期的にキャリア相談できるとスタッフのモチベーションが高まると思います。
かくいう私も、初任者研修や実務者研修を受けた専門学校を訪れた際、担当の先生にお会いする機会があって。近況をお話しながら、自身の成長もほめてもらえて、「また頑張ろう」と思えました。アフターフォローはぜひ前向きに検討いただきたいですね。
一方、外国人スタッフのアフターフォローは非常に手厚いです。しいていうなら、ウィルオブ・ワークに日本人スタッフと外国人スタッフの橋渡し的存在になってほしいことでしょうか。
日本人スタッフに向けて、特定技能外国人の説明をしてもらったり、異文化理解を深めるためのイベントを企画してもらえたりするとありがたいですね。
ほかには、「外国人スタッフのご家族とコミュニケーションをとりたい」と個人的に考えています。オンライン通話が難しいのであれば、写真や動画でもかまいません。
きっと、異国の地で活躍しているわが子を一目見れば安心できると思いますし、ウィルオブ・ワークの力を借りながら、できることはどんどんしていきたいです。
今のお話に限ったことではありませんが、ウィルオブ・ワークと私たちのような介護施設はともすれば制度に縛られた関係になりがちです。
しかし、介護の需要が高まる現在において、制度を順守するのはもちろん、他法人と比較して「選ばれる」存在になる必要があります。今後とも、制度以外の余白部分もトータルでサポートいただけることを期待しています!
おわりに
ウィルオブ・ワークは、特定技能外国人の雇用支援や資格取得支援などの幅広いサービス展開で、介護施設さまのかかえるあらゆる課題解決に向けてパートナーとして伴走します。まずは、お気軽にご相談ください。
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