岡田鈑金株式会社さま
前例のない課題にウィルオブ・ワークと共に挑戦。外国人スタッフの管理工数を大幅に削減し、事業成長の原動力に。

- 課題
-
- 外国人人材に関する手続きやトラブル対応をすべて自社で対応しており、工数や業務負担が増加
- 監理団体の切り替えという前例のない大きな取り組みの中で、複雑で多岐にわたる課題が山積していた
- どのように
解決したか -
- ウィルオブ・ワークが、外国人人材の雇用に関する書類手続き、在留資格の変更、送り出し機関との交渉までを一括して支援。業務負担を大幅に軽減し、本業に集中できる体制を構築
- 監理団体の切り替えにおいても、法務対応や既存団体との交渉を含めて伴走支援を実施。スムーズな移行を実現した
お客様の「困った」を解決し続けることをミッションに掲げ、創業から100年以上、精密機器に特化した板金加工事業を展開している岡田板金株式会社。
今回は、同社の代表取締役社長 増田さまにインタビューを実施。
ウィルオブ・ワークがご支援している外国人人材の採用やサポートについて、導入の背景から、実際に直面した課題、それをどう乗り越えたのかまで、詳しくお話を伺いました。ぜひ最後までご覧ください。
「56名の外国人人材は、いまや当社にとってなくてはならない存在です」 創業102年の板金加工企業がウィルオブ・ワークと共に取り組んだ人材課題への挑戦とは?
100年以上の歴史と技術力でお客様の「困った」を解決し続ける。
技能実習生は2004年から受入れを開始

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。まずは、御社の事業内容や強みについてご紹介いただけますでしょうか。
増田さま:当社、岡田鈑金株式会社は、大正12年(1923年)に創業し、おかげさまで創業から100年を超える歴史を重ねてまいりました。精密機器に特化した板金加工を主な事業として展開しており、お客様の「困った」を解決し続けることをミッションに掲げています。
平成元年(1990年)に広大な敷地を有する茨城県へ工場を移転。生産施設の拡充を可能にし、お客様の幅広いニーズにお応えしています。また、板金加工業では珍しい自社内一貫生産体制を確立していることも当社の大きな強みです。現在では、日本人の正社員約120名、パート約30名に加え、技能実習生や特定技能の外国籍の方々56名にもご活躍いただいております。
創業から100年以上もの歴史があるのですね。技能実習生の受け入れはいつから始められたのでしょうか?
増田さま:お客様のご要望に合わせた生産施設の拡充を進める中で、常に新たな製造ラインが生まれていました。しかし、茨城県では当時から人材の確保が難しく、人手不足は深刻な課題でした。そこで、2004年から監理団体と契約し、技能実習生の受け入れを開始しました。
最初は中国籍の方々から受け入れを始め、その後タイからの受け入れを進めるなど、人手不足を解消するための重要な戦力として、技能実習制度の活用を進めてきました。
管理業務の負担増から監理団体の切り替えを決断。
前代未聞の課題が山積みの中、ウィルオブ・ワークとの出会いとは

当初から外国人人材の受け入れには積極的だったのですね。以前の監理団体からウィルオブ・ワークへ切り替えられたきっかけは何だったのでしょうか?
増田さま:当初お世話になっていた監理団体は人的リソースが限られており、外国人の受け入れに関する様々な手続きや対応を、全て自分たちで行う必要がありました。
技能実習生の受け入れ人数が増えるにつれて、トラブルや管理業務も増えてしまい、本業に支障を感じはじめました。週に何度も監理団体に足を運び、問題が起こるたびに同じ組合の企業同士で相談をしながら対応策を考える日々で、なぜ自分たちがこんなに負担を強いられているのだろうと感じることもありました。その結果、監理団体を切り替えるという決断に至りました。
監理団体の切り替えは、大変だったのではないでしょうか?
増田さま:まさにその通りです。当時は技能実習生や特定技能外国人が50名近く在籍しており、監理団体の切り替えだけでも前例のない大仕事でした。さらに、そのうちの数名が技能実習から特定技能への変更手続きを行う必要があり、対応がさらに煩雑になることが予想されました。
加えて新しい監理団体を探さなければならず、旧監理団体との交渉、法務上必要な調査や書類対応など、まさに前代未聞、やることが山積みで頭を抱える日々でした。
当時は本当に「こんなことができるのだろうか」という不安でいっぱいでしたね。
そんな時に、以前外国人人材の派遣提案に来られていたウィルオブ・ワークを思い出し、軽い相談のつもりで電話をかけました。それがウィルオブ・ワークの伊藤さんとの出会いです。
前代未聞の課題をウィルオブ・ワークと共に解決
具体的な支援事例とは
ウィルオブ・ワークとの連携で、どのように課題が解決していったのでしょうか?
増田さま:ウィルオブ・ワークは、私たちが抱える前代未聞の課題に対し、一つひとつ丁寧に対応してくれました。
一例ですが、
•48名もの技能実習生と特定技能外国人の、監理団体と登録支援機関の変更
•数名の技能実習生の技能実習から特定技能への在留資格変更申請
•タイ大使館向けの書類手続き
•タイの送り出し機関との契約締結
•既存監理団体との交渉まとめ
などです。
特に、当時のウィルオブ・ワークはタイ人材の監理や支援が初めてだったと聞いています。それにもかかわらず、タイの送り出し機関との連携をスムーズに進めるため責任者が実際にタイへ赴き、送り出し機関の社長と直接面談して、迅速に契約締結を進めてくださったのです。これには本当に驚きました。
既存監理団体との交渉においても、法的な観点からの調査や支援を行っていただきながら、商談をまとめてくださいました。
その他にも、本当にまだあるのかと思うほど大小様々な手続きや交渉、調整業務を私たちと伴走しながら解決していただきました。あの時は、本当にウィルオブ・ワークなしでは乗り越えられなかったと思っています。
「専門的なアドバイスが心強い」「なくてはならない存在」
ウィルオブ・ワークのサービスを導入して良かったこと

具体的に、ウィルオブ・ワークとのお取組みを通じて良かったと感じる点はどのようなところでしょうか?
増田さま:まず、今まで自社で対応を完結しなければならなかった外国人人材に関する煩雑な手続きや事務処理をお任せできるようになったことです。また、困ったことがあればすぐに駆け付けて、一緒に解決してくれるという安心感があります。
ウィルオブ・ワークさんは専門的な知識を持った方々と連携されているので、法的な問題や専門的なアドバイスが必要な際にも親身に対応していただけるのも心強いです。以前は全て自分たちで調べ、対応する必要があったため、本当に助かっています。
現在では、ウィルオブ・ワークさんの監理・支援を受けている技能実習生と特定技能外国人が56名も当社で活躍してくれています。彼らは、もはや当社の事業運営においてなくてはならない存在です。
今後、ウィルオブ・ワークに期待することはございますか?
増田さま:今後ウィルオブ・ワークさんには、新しい国の送り出し機関との連携をさらに強化していただきたいと考えています。
現在、タイ人材に加え、インドネシア人材の受け入れもウィルオブ・ワークさんと一緒に進めています。
今後も多くの優秀な外国人人材をご紹介いただき、会社の成長に貢献してくれるような人材との出会いを期待しています。今後とも、末永くお付き合いさせていただければと思っています。
おわりに
ウィルオブ・ワークは、特定技能外国人の雇用支援や管理業務などの幅広いサービス展開で、製造業のかかえるあらゆる課題解決に向けてパートナーとして伴走します。まずは、お気軽にご相談ください。
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